2014:J2:33節:A:vsコンサドーレ札幌「ミスで自滅し今季ワーストゲーム見える空中分解の危険性」その2

2、戦評

自動昇格圏に向けてラストスパートをかけるべく一戦必勝で、戦う岡山。
対して、プレーオフを目指して、そこに滑るこむべく粘りを見せる札幌。
札幌は、監督がイヴィッツァ・バルバリッチに代わっての初勝利から波に乗りたい所。
2チームとも負けられない状態での好ゲームが、期待された。
しかし、岡山のミスから立ち上がりに札幌の39都倉 賢のゴールで、札幌が先制。
自分達のスタイルを崩し、3バックで、臨んだ札幌は、それが功を奏した形となった。
その後もセカンドボールを収集し、波状攻撃を仕掛ける札幌が、主導権を握る。
岡山もラッキーな形で、同点ゴールを決めるも再び岡山のミスを見逃さず、札幌が勝ち越し。
岡山は、ペナルティエリアへの侵入が出来ず、遠目からのシュートが、多く良い所がなかった。
ここに来て、パサー兼パスの受け手が、不在で、DHとシャドー分断。
ロングパスの単調な攻撃が続き、創造性と連動性を欠いた。
途中システムチェンジで、流れを掴むも決定打とまではいかず、同点に追いつけないままでいた。
すると終了間際に39都倉 賢が、ダメ押しだ打決めて、勝負あり。
岡山は、自動昇格に向けて痛すぎる敗戦でもあり、内容に陰りが見え、50上田 康太と8石原 崇兆の怪我の影響を色濃く感じる敗戦となった。
札幌は、プレーオフに望みを繋いだ。

3、得点経過

H:札幌:1-0:39都倉 賢

経過

11前田 俊介のスルーパスに3後藤 圭太が、体を入れて防ぐ。
3後藤 圭太が、バックパス。
これが1中林 洋次の下に行かず、逸れる。
1中林 洋次も懸命に戻るも先に39都倉 賢が、触りシュート。
1中林 洋次も飛びつくも横跳びで地面に着く前の脇の下を抜けていっての得点。

コメント

セーフティファーストという言葉があるが、繋ぎたい気持ちも分かるが、これは、最悪CKしてでもクリアすべきだった。
3後藤 圭太の判断ミスであることは、明らか。
最近ミスでの失点が目立つのが気になるところ。

A:岡山:1-1:3後藤 圭太(30清水 慎太郎)

経過

17島田 譲のFKから。
3後藤 圭太の競り合いのボールが19久木田 紳吾と30清水 慎太郎の下へ行く。
19久木田 紳吾が、落として、30清水 慎太郎が、後ろに戻す。
そこで、待っていた3後藤 圭太が、ミドルシュート。
これが、札幌の選手に当たってコースが変わり、GK16李 昊乗(イ・ホスン)とは、逆の方向に飛び、これが決まっての得点。

コメント

セットプレーは、貴重な得点源。
高さがあって、良い精度のボールを蹴れば混戦だけにこういった事が起きやすい。
それを感じる同点ゴールでした。

H:札幌:2-1:11前田 俊介

経過

14上原 慎也のクロスを32中原 彰吾が、落とす。
先に25田所 諒が、触るもこれが11前田 俊介へのプレゼントパスになる。
11前田 俊介が、ドリブルで、中に切り込み利き足とは逆の足で、ミドルシュート。
これが、素晴らしいコースに決まっての得点。

コメント

気のゆるみを含めてた焦り。
3後藤 圭太のミスで、失点に繋がったシーン同様に勿体ない失点。
疲れもあるだろうけど、救いようにないミスとはこういった失点である。

その3に続く。

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