2014:J2:32節:H:vs愛媛FC「負けに等しい引き分け」その2

2、戦評

この試合の前に快勝した愛媛と劇的勝利をした岡山との試合。
試合の方は、前節燃焼してしまったのかと感じるぐらい動きの鈍い岡山に対して、愛媛が猛攻を仕掛ける展開となった。
14堀米 勇輝を中心に右サイドから崩す愛媛。
岡山は、左翼である38三村 真が、守備に追われ仕事が出来ない。
50上田 康太の影響もあり、岡山はなかなか攻撃出来なかった。
バーに当たる愛媛のシュートを含め、多くの決定機を愛媛は、作り出した。
ほぼ90分間愛媛が攻める展開の中一瞬の隙を突いた岡山が、13久保 裕一のゴールで勝ち越し。
このまま劣勢だった岡山が、勝つかと思われたが、愛媛も終了間際に劇的同点ゴール。
試合の内容を考えると愛媛は、勝ちたかった試合だっただけにサッカーの難しさを感じた所であるだろう。
一方で、岡山は、前節のせっかくの勝利を活かせなかった。

3、得点経過

H:岡山:1-0:13久保 裕一(32片山 瑛一)

経過

サイドを突破しようとした26田中 奏一が、潰された所をこぼれ球をサイドで、32片山 瑛一が拾う。
そのままサイドを少し上がってからクロス。
これが、空いてDFが、微妙に触れない絶妙なピンポイントクロスとなり、これに合わせた13久保 裕一が、決めて得点。

コメント

32片山 瑛一のクロスも良かったですし、13久保 裕一の高さが活きたゴール。

A:愛媛:1-1:23林堂 眞(24表原 玄太)

経過

愛媛の3回連続の14堀米 勇輝のCKが、クロスバーに当たってこぼれる。
そのこぼれ球に反応した24表原 玄太が、抑えの効いたシュートを放つ。
これにゴール前で23林堂 眞が触り、得点。

コメント

終了間際にこういったシーンを作られたらこういった事も起きる。
そういったものを感じた失点。

4、この試合から見えるポイント

4-1:13久保 裕一評価急上昇

正直少し前までは、完全な構想外に近かった。
得点が、求められる展開でのパワープレー要因として4近藤 徹志を選ばれることもあった。
そう考えると最近の活躍で、評価急上昇している事は間違いない。
辛抱強く練習から頑張って、チャンスを活かしたと言える。
この試合では、良いポストプレーも出来てましたし、こういうったパフォーマンスの試合を増やせるかどうか。
この次の試合で、スタメンと書こうとしたのですが、火曜だったので、レビューが、間に合いませんでしたが、この試合と磐田戦を経て、スタメンの可能性ありかと思いましたが、やはりそうでした。
後は、結果を残し続けるだけです。
チームは、今の所成長曲線が、ずっと続いているので、それに生き残れるか。
常にハードワークの求められる岡山で、成長していけるのか注目したいと思います。

その3に続く。

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