2014:J2:36節:A:vsザスパクサツ群馬「悔やまれる迷采配」その2

MIP

「20妹尾 隆佑」

20妹尾 隆佑の良さ
1、ポジショニング
2、高いテクニック
3、視野の広さ
4、フリーランの質の高さ
5、決定力
これを全て発揮した。

2、戦評

好調群馬は、ホームで、4試合勝利無い岡山を迎え撃った。
岡山は、堺で、キャンプし、群馬は、バーベキューで、それぞれ決起して臨んだ。
試合は、開始から岡山が、久々に自分たちのサッカーをみせる。
高いレベルのビルトアップからゲームを組み立て、20妹尾 隆佑の復帰で、前線との関係も円滑。
対して、群馬は、ミスが目立ちなかなかゴール前に行けない。
しかし、先制したのは、群馬。
エース10平樹 龍一が、サイドのピンポイントクロスをヘッドで、決めて得点。
それでも自分たちのサッカーをする岡山が、終了間際に絶妙なスルーパスからゴールが生まれ、岡山同点。
後半に入ると、前半途中からシステムチェンジしていた群馬が、互角まで持っていく。
その中で、勝ち越したのは、岡山。
13久保 裕一のポストプレーから14押谷 祐樹の強烈な地を這う強烈なミドルシュートが決まって勝ち越し。
ここで、DFラインを岡山が、弄って、守備のバランスを崩れた所を群馬が波状攻撃で、立て続けに同点、逆転ゴールで、試合をひっくり返す。
その後も岡山は、24ウーゴや30清水 慎太郎の投入で、攻勢に出て反撃を試みるも最後まで得点を奪えず、勝ち点を逃した。
群馬の積極的采配で、勝利を呼び込んだのに対し、岡山は、消極的采配が、裏目に出た。
打ち合いを制した群馬が、相性の良さを発揮しての勝利となった。
岡山は、6位に後退し、さらに厳しい状況になった。

3、得点経過

H:群馬:1-0:10平繁 龍一(19黄 誠秀:ファン・ソンス)

経過

ロングパス一本で、38三村 真の裏のスペースを突いた所からサイドを掻き回す。
最終的にフリーで、19黄 誠秀(ファン・ソンス)が、クロスを入れる。
これがピンポイントの素晴らしいクロスで、10平繁 龍一が、ヘッドをゴール右上隅に決めての得点。

コメント

クロスもヘッドで、あれだけフリーで、打たせてはいけない。
クロスには、寄せ。
ヘッドには、競り合い。
この辺り、クロスに関しては、群馬のスピードと数をかけた迫力のある攻撃に対して、個と組織での守備力不足。
ヘッドに関しては、守備の散漫さと生粋のCBの少なさというのが、出た失点と言える。

A:岡山:1-1:20妹尾 隆佑(50上田 康太)

経過

パス回しで、攻撃する岡山。
最終的に50上田 康太が、20妹尾 隆佑の効果的なフリーランからの飛び出しを見逃さず、絶妙な浮き球のスルーパスをスペースに出す。
これが、20妹尾 隆佑に通り、GKとの1対1に近い状況になるもこれまた絶妙なループシュートを決めての得点。

コメント

岡山の良い時の攻撃の形。
久々にこういった形のゴールが見えた。
20妹尾 隆佑の様なスペースを上手く使う事が出来る選手の復帰は、本当に大きい。
50上田 康太も気持ちの良いアシストだったかと思います。

A:岡山:1-2:14押谷 祐樹(13久保 裕一)

経過

サイドの崩しからパスを受けて20妹尾 隆佑が、粘って、13久保 裕一にパスを出す。
13久保 裕一も体を張って、シュートまで行こうとして粘って反転シュートを打とうとする。
ところが後ろから走って来た14押谷 祐樹が、かっさらう感じにミドルシュート。
これが地を這う強烈なミドルシュートとなり、左隅に決まっての得点。

コメント

連動しての得点。
やっぱり、岡山は、多少リスクを冒してでもこうしてしっかり繋いで、得点する方が、形になる。
これも粘っての良い崩しからの岡山らしい得点でした。

その3に続く。

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