コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~4日目・中世スペインの荘厳な街並み☆
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ひろ☆
2010年10月28日 17:31 visibility286
この日の朝は、モーニングコールが鳴るまで爆睡!(笑)
2日目・3日目は朝4時半に目が覚めちゃってましたから、
4日目にしてようやく時差に慣れてきたみたいです^^
まずは、中世の城下町『ブルゴス』を観光。
マドリードの約200km北に位置するここ『ブルゴス』は、現在の人口約17万人。
小さな村や町が多い「サンティアゴ巡礼路」沿いでは、大きな町に数えられます。
11~15世紀にカスティージャ王国の首都として最盛期を迎えました。
上の写真は「サンタ・マリア門」(残念ながら、補修工事中・・・)。
門をくぐると、目の前にドドーン!!!と
「ブルゴス大聖堂」が現れました![d231]
3世紀に渡って建設され16世紀に完成。
トレド・セビージャと並ぶスペイン3大聖堂の1つで
世界遺産に登録されています。
透かし彫りされた装飾が美しい!!
中に入ると、天井も石の透かし彫りになってました。
繊細かつ華麗な模様に、うっとり(*^_^*)[d136]
この大聖堂には、イスラム教徒からの領土回復(レコンキスタ)の
英雄と言われる「エル・シッド」のお墓もありました。
大聖堂をたっぷり見学してお昼前に『ブルゴス』を出発し、
バスで西へ向かうこと約2時間半。
次の目的地『レオン』に到着しました^^
10~12世紀に栄えた旧レオン王国の首都で、人口は約13万人。
銀などスペインの資源や農産物を古代ローマへ運んだ「銀の道」と
「サンティアゴ巡礼路」が交差する交通の要所として繁栄した古都です。
上の写真は「カサ・デ・ロス・ボティーネス」。
かのガウディが設計し、今は銀行として使われているそうです!
スペイン南東のバルセロナなどカタルーニャ地方以外で
ガウディの作品に出会うのは稀だとか。
貴重なんですね~(*^^)v
おや、こんなとこにガウディさん(笑)
『レオン』の街並み。とっても華やかで賑やかです。
これからちょうど昼食&シエスタの時間帯で、
家へ帰る人々を大勢見かけました。
私たちも、(日本人にとっては)遅めの昼食をいただきます。
(旅行中のウマウマは、別の日記でまとめてアップします♪)
シエスタに合わせて午後4時までクローズしてた
「レオン大聖堂」にようやく入れました。
(周りに、開くのを待ってる観光客がいっぱい・・・)
ローマ遺跡の上へ13~14世紀に建てられた、壮大な大聖堂です。
北側は寒色系、南側は暖色系で統一された
100枚以上のステンドグラスで彩られ、
差し込む光によって色合いがどんどん変化していきます・・・。
色鮮やかな光のシャワーを、全身に浴びることが出来ました[d150][d150]
こちらは「サン・イシドロ教会」。
レオン出身のセビージャ大司教イシドロに捧げるため
11世紀に着工された教会です。
レオン王家の一族が眠る地下霊廟は
天井にフレスコ画で聖書の世界や中世農村の生活が描かれ、
「ロマネスクのシスティーナ礼拝堂」と呼ばれているそうです。
農村の1年を各月の典型的行事で描いた中に
「ブタにドングリを食べさせる」シーンがあって、
う~ん、スペインらしいなぁ♪(笑)
素朴なタッチの中世の絵が、そのままオリジナルで
色鮮やかに残っているのを見ることが出来て
かなりの感動ものでした^^(保護のため写真撮影NG・・・残念)。
きゃ~、かわいいっ[d227]
教会を出ると、ちょうど学校のお迎えの時間。
すぐ近くに学校があるらしくて、ママ達がおしゃべりしている間
子どもたちが駆けまわってました^^
「何、勝手にウチの子撮ってんのよ~!!!」
と言われたらいけないので、遠目からズーーーームで撮影w
(↑かえって怪しい?[d223])
バスの窓から。
ただ歩いてるだけなのに、絵になりますね(*^_^*)
雄大な歴史が残るこの町で、
元気いっぱいなこの子たちが
どんな新しい歴史を作っていくのでしょうか。
この日の移動距離
・ブルゴス~レオン【約190km】
翌日は、一気に巡礼路の終着点
『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』へ向かいます。
・・・旅行記5日目へ続く^^
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- 事務局に通報しました。
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