コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~8日目後編・大航海時代の面影残る『リスボン』☆
-
ひろ☆
2010年11月03日 18:01 visibility287
『ファティマ』からバスで約2時間。
ポルトガルの首都『リスボン』に着きました!
テージョ川の河口沿いに広がる港湾都市、人口約50万人の『リスボン』。
大航海時代に繁栄した面影が至るところに残っています。
川にかかるのは「4月25日橋」。
対岸の丘の上から、ブラジルのリオデジャネイロにある
キリスト像にそっくりな「クリスト・レイ像」が町を見守っています。
16世紀にテージョ川を行き来する船の
見張り塔として建てられた「ベレンの塔」。
長い航海から戻ってきた船を出迎えるだけでなく
他国の船に関税をかけたり、海賊などの侵入者に砲撃したり。
潮の満ち引きを利用した水牢まであるそうです。
月曜日は休みのため、内部には入れず・・・[d156][d156]
ここからほんの少し川を下ると、そこはもう大西洋!!
大航海時代の大いなるロマンを感じます[d136]
こちらは「発見のモニュメント」。
航海経験はないものの、パトロンとして海洋探検家を援助した
エンリケ航海王子の没後500年を記念して、1960年に建てられました。
右側から眺めると、こんな感じ。
大航海時代に活躍した航海者、天文学者、科学者、
地図製作者、宣教師などが彫られています。
先頭はもちろん、エンリケ航海王子。
それにしても、空の色が深い・・・[d1]
気温は20℃を越え、半袖で過ごせそうな暑さです!
左側から。
前から3人目がヴァスコ・ダ・ガマです!
中に入り屋上から景色を眺められるのですが、
こちらも月曜は休み・・・[d234][d138]
モニュメントの影に入って、日差しをやり過ごします^^
大西洋クルーズに向かう、大きな遊覧船!
いいな~、乗りた~い[d231][d136]
モニュメント前の広場にある、大理石で作られた世界地図のモザイク。
世界各地が「発見」された年号が記されています。
日本はポルトガル船が豊後に漂着した
1541年に「発見」されたことになってました。
ちなみに『リスボン』の緯度は、仙台とほぼ同じ。
『リスボン』から西へと走る電車。
車体がずいぶん煤けて汚れてますww
あまりこまめに清掃をしないらしい・・・。
高い丘の上に建つ「サン・ロケ教会」。
日本からローマへと旅した天正遣欧少年団が、
ここに1カ月ほど滞在したそうです。
中は入ると、きらびやかな装飾にびっくり!!!
外観からは想像もつきませんでした。
ラピスラズリやルビーなどの宝石が
飾りに散りばめられた礼拝堂もあり[d150]、
あまりに豪華すぎて何だか落ち着きません・・・[d223]
教会近くの路地は、住人とタクシー以外の車両が進入禁止になってました。
左上にある監視カメラで住人かどうかチェックして
路地の真ん中に突き出た黄色と黒の杭を遠隔操作するそうです。
坂が多い『リスボン』。
町のど真ん中をケーブルカーが走ってます。
バスの座席と反対側だったので写真に撮れませんでしたが、
100年以上前に造られた、高台へ昇るためのエレベーターもありました!
かわいらしい市電が必死に坂を上る様子は、とってもけなげ♪
8日目の移動距離
・ファティマ~リスボン【約140km】
翌日は『リスボン』近郊の『エヴォラ』を訪れます!
・・・旅行記9日目前半に続く^^
- favorite44 chat11 visibility287
-
navigate_before 前の記事
コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~6日目後編・ホテルの周りをまったりお散歩☆
2010年10月31日 -
次の記事 navigate_next
コテコテ母娘のイベリア半島旅行記~7日目後編&8日目前編・『ファティマ』☆
2010年11月2日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件