動く人間山脈

昔「動く人間山脈」と呼べれていたプロレスラーがいたって話を聞いたことがある。

私の小学生の頃のあだ名がこれ。

時代がすこしずれるので、名づけた男子がこのレスラーを知っていたのか否かよく覚えていない。

山根選手まではいかないけれど小学生のころの私は大きかった。

背の順でも一番後ろ。

体重も健康手帳とかを男子に奪われて「クラス1のデブ」と言われていた（笑）。

だから体育でキーパーになるのは結構自然だった。

子供のサッカーってキーパーめがけて（というか思わずというか）シュートを打ってくれることもあり

運動音痴だった私でも「名キーパー」とか言われて自信がついた。

思えばこれがキーパーとの出会い。

本当だったらいろいろなポジションをやってみたりすると幅が広がったんだと思うが

運動神経が鈍く器用でないことは十分承知していたので

ゴールキーパーって天命かなと思っていました。

その後身長の伸びが止まり

キーパーとしては本当につらかった。

私の高校時代の先輩のキーパーが「小さな巨人」と呼ばれていました。

すごく尊敬できる人でした。

私の今は女子としては小さくも大きくもないからだですが

「巨人」とか「人間山脈」と言われるくらいにゴール前を守りたいと思います。

とはいっても子供の頃は「人間山脈を攻略」とか「人間山脈陥落」とかゴールを割られたとき

使われてましたね（苦笑）。