指玉砕

いつも緊張感を持ってプレーしているつもりでも

ふっと気が抜ける時って誰にでもあると思う。

でも怪我をするときって私はたいていそんなとき

思ってもないシュートを受けて身体だけ反応して心が伴っていない。

今年はじめに怪我をしたのもそんなときだった。

思ってもいなかった強烈なシュートに左手は反応。

私の左手を激しくかすめ、ボールはゴールに吸い込まれた。

指が砕けた！と思った。

気のぬけたプレー失点したこと。そして結構長い期間戦列から離れなくてはならなかったこと。

反省することは山ほどあるし、死ぬ気でゴールを守るっていいながら

注意力散漫だった自分が何よりも恥ずかしい。

でも私は生き恥を晒してでもサッカー、そしてゴールキーパーを続けたい。

怪我の間フィールドプレーヤーとして始めて試合に出る。

助っ人キーパーのくみさんの指示出しとか本当に勉強になることばかり。

この経験を生かしてこれからもゴールキーパーとして生きていきたい。