2019 J2 第28節 新潟 0-3 岡山 ＠デンカＳ

 

 

 

  

前半終了時のDAZNのスタッツ

 

試合終了時のDAZNのスタッツ

 

【Ｊリーグ通算対戦成績】　岡山 1勝1分1敗 得点2 失点2
前回対戦成績　2019年4月7日 J2第8節 岡山3-3新潟＠Ｃスタ
 
【岡山視点による超雑感】（PA：ペナルティエリア、右／左は攻撃側から見て）

スタメンは、前節ホーム大宮戦（0●1）から2人入れ替え。

SB廣木→SB増谷（移籍後初）、SH久保田→FW山本（移籍後初）

ちなみに、3日前の天皇杯3回戦ホーム川崎戦（1●2）からは全員入れ替え。

 

岡山がピッチを選択し、新潟ボールでキックオフ。

前半は、岡山が前線からプレスを掛け、新潟陣内でパスを回して、

ゴール前に迫ったのに対し、新潟はロングボールで裏狙いと速攻の仕掛け。

岡山がいいリズムで攻め続け、前半32分、新潟陣内右サイドでイ ヨンジェが

DF大武選手に倒され得たFKの流れから岡山が先制！！

岡山陣内に戻し、CB田中からハーフウェイライン付近にいたDH喜山に送ると

左サイドへロングボールを出し、左サイドライン際にいたSH仲間が

縦にドリブルを仕掛け、様子見。大外を追い越したSB椋原にパスを出すと、

SB椋原は迷わずバックパス。DH関戸が右へ横パスを入れると、SH上田が

右足ダイレクトで縦へスルーパス。PA内左に移動していたSH仲間が

最終ラインギリギリで左足ワンタッチでゴール方向へ出し、

DF2枚がスライディングするよりも先に右足を振り抜くと、

ゴール右上に突き刺した。

呆気なく4試合ぶりの得点が決まり、少々、喜び損ねたが、岡山優勢のまま

1点リードで前半折り返し。

 

後半に入ると、早々にMFシルビーニョ選手を中盤に投入した新潟は、

パスが回るよりに岡山陣内に押し込み、前半とは全く逆の岡山が裏狙いと

速攻を仕掛ける展開になり、守備に追われる時間が長く続いたが、

最終ラインは崩れることなく、体を張り守り抜くと、後半18分、

GK一森のゴールキックから岡山に追加点。

新潟陣内中盤でFWイ ヨンジェが頭で前線に送ると、背後を狙い続けていた

FW山本が裏に抜けて、出てくる新潟GK大谷選手より先に

倒れながら左足を伸ばして触ると、ループシュートが無人のゴールへ

吸い込まれていった。

5月にJ1磐田から移籍してきた中野誠也と同じく

J1松本から移籍してきた山本も1発回答してくれて、改めてJ1選手の実力に

驚いた次第なわけで・・・。

 

その後、途中出場のMF本間選手のドリブルからの仕掛けで、危ういシーンが

何度かあったが、 GK一森のファインセーブや週間ベストセーブに選出された

SB椋原のゴールライン上のクリアなどで何とか耐え抜いて、

アディショナルタイム5分に突入すると、GK一森のロングキックに

裏抜けした途中出場のFW中野が、DF大武選手に倒され、PK判定に。

FWイ ヨンジェが冷静に右足でゴール右下に決めた直後に試合終了。

岡山が、リーグ戦今季初の3-0で4試合ぶりの勝利を飾った。

 

新潟には不本意な判定はあったかもしれないが、苛立ってた新潟に対し、

岡山は、後半、明らかにボールが持てなくなったが、冷静にハードワークし、

相手の隙を見逃さず、ゴールを決めて、連敗脱出には申し分の無い内容での

勝利だった。

 

いやぁ～、4試合ぶりにゴールが観られれば御の字かと思ったアウェイ戦で

今季最多タイの3得点もしてくれるなんて、最高ですわー。

 

本職のCBではなくSBでの出場となった琉球から移籍してきた増谷は

今季SBで起用されている椋原や廣木よりも体格が良く、対人にも強そうなので

SHとの連係とクロスの精度や前線への上りなどの攻撃力が上がれば

残り14試合、レギュラー定着してくれることだろう。

 

 

次節は、8/25(日) 19時～　ホーム町田戦

移籍期間が終了し、本人のコメントより、引き抜きがあったであろう

イ ヨンジェと仲間が残留して迎えるホーム初戦。

J1昇格の為に岡山に残ってくれた2人の為にも、勝つしかないっしょ。