川崎対広島

  • よしお
    2011年07月28日 12:27 visibility111

昨日は等々力に川崎対広島を観に行ってきました。


 


 



勝ち進むためには点を取るしかない広島に対し、
0-0でも次のラウンドに進むことができる川崎。


 


 



攻撃を持ち味とした両チームの戦いは、
3-6-1と4-4-2の激突でもありました。


 


 



で、試合の入りは圧倒的に広島に傾きます。


 



 


両ワイドの石川・服部にいいボールが入り、縦への仕掛けも積極的です。
そして、そこに李と高萩の2シャドーがよく絡むものだから、


的を絞りきれずに佐藤を見失っちゃうんですよね。


 


 



でもね、ペナルティエリアに入っているにもかかわらず、


なかなかシュートを打たないんだよね?
その意識の差が大きな差を生むことになるんですよね。


 



 


試合が動いたのは、前半10分のこと。


 



 


川崎は中央で田坂がポイントをつくって右サイドに展開すると、
フリーで駆け上がったSBの田中がエリア外から迷わず強振。


 


 


 


低い弾道でゴールに向かったボールは、GKがはじくのが精一杯のいいシュートに。
このこぼれ球にいち早く反応した小林がゴールを決めます。


 


 


 


川崎にとってみれば、これがはじめてのチャンスだったので、
本当にワンチャンスをものにしてリードを奪います。


 


 


 


リーグ戦でも得点を重ねる川崎の新星は、ここでも結果を出したのは見事でしたが、
迷わずゴールに向かった田中の姿勢も称賛されるべきでしょうね。


 


 


 


ただ、スコアが動いても試合の流れは広島まま。


 


 


 


点が欲しくてぐいぐいと押し出る広島に、
川崎はボールをつなぐこともままならず、
相手DFラインへの長いボールだけを蹴り込む展開に陥ります。


 


 


 


川崎にこのまま0で前半を終えたいという気持ちもちらつき始めた前半39分。
見事な連携から広島が同点に追いつきます。


 


 


 


ドリブルで進出したセンターの選手から斜めの楔が入り、


これを高萩がダイレクトで佐藤へスルーパス。
華麗なステップのターンで完全に相手を置き去りにし、ゴールを沈めます。
前線の3人が連動した広島らしいビューティフルゴールでした。


 


 



試合はこのまま1-1で折り返しますが、後半になっても試合は広島ペースは変わらず。


 



 


開始早々には左サイドを起点にビッグチャンスを迎えますが、


ここでGK相澤がスーパーセーブを連発!
至近距離からの佐藤のシュートを2度3度とはね返します。


 



 


ここが大きな分かれ目でしたね。


持ちこたえた川崎は、CKのこぼれ球を拾った登里が独走して追加点をあげてみせます。
60mはドリブルで進んだでしょうか。


一度はシュートをブロックされても、冷静に押し込んだゴールでした。


 



 


そして仕上げは、再び、小林が魅せてくれました。


 


 


ディフェンスを置き去りにする動き直しに、
右足でのやわらかいトラップからの左足でのシュートに入る体のバランス。
そして狙いすましたニアの上側へのシュート。
ストライカーのそれを感じさせてくれるものでしたね。


 


 


 


ボクのイメージでは、ポジショニングの妙で挙げた得点の印象が強かったけど、
昨日の2点目は得点を重ねるごとにつけた自信も感じさせるゴールでしたね。


 


 


 


この後はカウンターから山瀬が2度ほどチャンスを迎えるものの、
西川も意地を発揮してブロック。見ごたえのあるシーンも続きました。


 


 


 


そうそう、とっても印象的だったことが!
後半途中に山岸が交代で出てきたときに、川崎側から拍手が起きていましたね~
う~ん、川崎サポーターは温かいね~


 


 


 


そんなこともありつつ、試合はこのまま3-1で川崎が勝利し、2回戦へと駒を進めました。


 


 


 


試合全体としては広島にあったけど、したたかに勝ちきる川崎。
あの決定力の高さは”らしさ”なのでしょうね、おめでとうございます。


 


 


 


モン子さんをはじめ、みなさん、ありがとうございました。
楽しい夜を過ごすことができました♪

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