フットボールと落語

  • よしお
    2010年12月10日 06:39 visibility93

一昨日は町田に落語を聴きに行ってきました。


 


 


 


今後、落語界を背負って立つともいわれる柳屋喬太郎師匠の独演会でした。


 


 


 


この師匠、ニックネームが「きょんきょん」です、50歳近いオッサンですけどね(笑)


 


 


 


何やら一昨日は前職の上司が来ているとかで舌好調。


 


 


 


無邪気にMr.Shrimpの話題をとりあげたり、クリスマスのよもやま話をしたり、いつになったら噺が始まるんだろうと思ったぐらいでした。


 



 


あ、ちなみに、師匠がやっている、東京FMのキラキラ金曜日というラジオ番組。クリスマスイヴの会は、生放送でオンエアのようです。


 


 


 


テーマは「淋しすぎる人に贈るクリスマス」だとか。80.LOVEですから、関東エリアの方、注目してみてください。


 



 


さて、話を戻して、一昨日は創作落語の「柚子」と、人情物の長編「双蝶々」でした。


 



 


「柚子」は、小学生の子どもと父親のホモ疑惑をテーマにしていますが、師匠の独特の人間観察眼が各キャラクターに吹き込まれていて、丁寧な人物描写が際立った噺です。


 


 


 


抑揚や間、表情、嗚咽といった本来の技はもちろん卓越していましたが、扇子をシャワーに見立てたりするユニークな技法もまた見どころだったように思います。


 


 


 


一方の「双蝶々」は、悪さばかりする息子が奉公先でも悪事を働き、かえって両親が迷惑を被る羽目になり、長く離れて暮らしていたところ、偶然にも再会するという噺です。


 


 


 


これまで人情物といえば「芝浜」ぐらいしか聴いたことがなかったのですが、悪さをしても親子であることを大切にするところあたりは、ホロッと泣かせました。


 


 


 


このほか、二つ目の柳屋小んぶさんによる「初天神」と、歌うスタンダップコミックの寒空はだかさんの漫談も楽しむことができ、風邪も晴れ晴れとした夜でした。


 


 



そうそう、何度も落語に足を運ぶうちに、フットボールと落語にいろんな共通項があることを発見しました。


 


 


 


リズムに、間合いに、距離感。このあたりはどっちでも重要な要素ですよね。


 


 


 


それに、パスをウケル動作とか・・・


 


 


 


でもやっぱり一番は、落ちツキですかね♪


 


 


 


お後がよろしいようで?(笑)


 


 


 


今日のところはこれにてお開きにしたいと思います。

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