中日0-3巨人：ナゴドでチェン投手相手に勝った！（5/7，219,547，野球4，総合13）

故障上がりのチェン投手を7回になんとかとらえて3点をとり，内海-越智-久保-ロメロとつないで勝ちました．

　内海はランナーは出していたけれど，ストレートが走っていて打者の内角をついていました．加藤の強気のリードもよかったです．

　越智は3連投ですが，内容がよかったですね．復帰して7試合無失点で，完全に勝ちパターンのリリーフ陣に入りました．オープン戦で悪く，2軍落ちしたイースタンでも決してよい内容ではなかったのですが1軍に戻りました．私は納得できなかったのですが，結果を見ると1軍首脳陣の眼力が上だったと認めざるを得ません．

　久保は越智ほどではなかったですが，併殺もあって8回を3人で抑えました．久保についても，オープン戦ずっと悪く，開幕1軍について私は納得できなかったのですが，9試合に投げて防御率1.04と結果を出しています．オープン戦の時は，どこかに故障があったようで，それが直って調子が上がってきたようです．久保についても，首脳陣の眼力に脱帽です．

　ロメロは9回を3人で片付けてセーブを得ました．ただ，コントロールはアバウトで，ストレートの球威があってストライクは入るものの危ない球がいくつかありました．前にも書きましたが，コントロールがやや良くて球威がやや落ちる「クルーン」みたいな投手です．

　ナゴドで中日を完封できたのは朗報ですが，中日打線は，打率も得点もセリーグ最下位で，広いナゴドであったことも考慮する必要はあります．もう少し様子を見る必要はありますが，勝っていれば，7-8回は越智・久保で9回はロメロという形がまとまりつつあるように思います．７回の交代の時点で，ランナーが塁上に居れば久保を先に使うでしょうし（ワンポイントで高木というのもあり得る），いなければ，越智といった程度の使い分けをするのではないでしょうか？