村田7番の弊害

指名打者制がなく、投手が9番を打つ事を前提にすると、たぶん、7番が打順の中で1番楽である。8番は、後ろが投手なので、相手投手は無理に勝負する必要がないので、ボール球を使いやすいのでむしろ難しい。

だから、若手野手を使うのなら7番である。坂本だって7番からスタートした。橋本、中井、大田だって、最初に結果を出したのは7番としてだった。

ところが、今は、その7番に村田が定着してしまい、若手野手が使われるときは、1番とか2番とかで使われ(3番や4番で使われる事もあり)、結果が出ないと引っ込められる。他方、村田は、7番並の結果だとして使われ続ける。

主力たるべき選手の責任が軽く、若手野手の責任がより重いことになる。本末転倒だろう。

もはや、ペナントは後半戦に入り、選手を試す余地は少ないが、引き続き村田を7番で使い続けるのだろうか?

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