巨人戦力外選手第2弾

日本シリーズが終わったら，戦力外選手の予想をやろうと考えていたら，思った以上に球団の動きが早かったです．まさか，日本シリーズ優勝の翌日に戦力外発表をするとは思いませんでした．

巨人の現在の支配下選手は64名ですが，ドラフトで5名の選手を指名したので全員入るとして69名．緊急補強用に2枠，育成からの昇格枠に2枠ほしいところですから，3-4名の選手は戦力外にすると思っていました．

　こちらの報知の報道によれば，ゴンザレスとエドガーが退団，さらに追加報道によれば，真田と田中大が戦力外とのこと．また，東野-香月・阿南（オリックス）のトレードの話が進行中ということです．

　まず，真田とゴンザレスについては，10/31の日記に書いたようにほぼ予想通りです．

　エドガーについては，年俸も安いし（2500万円くらい），大田や中井が伸び悩んだ時の保険として置いとくかなと思いましたが切りましたね．ドラフトで内野手を4人とったことで，内野の整理を考えたとき，年齢も高くて（若手に比べれば）年俸も高いエドガーを先に切ったということでしょうか．日本シリーズの第5戦でもよい働きをしたし，何か惜しい気がします．

　田中大（24才）は全くの想定外でした．フェニックスリーグに当初呼ばれなかったので変な感じはしたのですが，その後，追加で呼ばれて出場していたとのことでしたので安心していました．統一球導入後，成績は二軍でもふるわなかったですが，若手の強打者タイプの左打者は少ないので残すと思っていました．まあ，ボウカーがいれば十分という判断でしょうか．

　東野（26才）をトレードに出すという話そのものは悪くないと思います．10/31の日記に書いたように，25-30才の右投手はだぶついているし，先発（ホールトン・澤村・宮國・小山・笠原・菅野）も，リリーフ（西村・マシソン・福田・田原・一岡・野間口）も層は厚いからです．しかし，交換相手が，香月（30才，52試合，40回，1勝2敗10H，防御率5.18）と阿南（28才，今季1軍登板無し）というのは全然魅力を感じません．香月は戦力外にした真田に，阿南は，同じく戦力外にした大立や古川とかぶります．わざわざ戦力外にした選手と同タイプで，それより年上の投手をとってどうするのですか？獲得するのなら外野手（左打ち）か捕手が交換相手なら納得できます．

東野のトレードがどうなるのかわかりませんが，これを除くと，4名を戦力外としたので，ドラフトの選手をいれても支配下65名ですから，空き枠５を確保できました．戦力外第３弾はないかもしれません．