リベラの「弟分」：アコスタ投手（31才）が巨人に入団？

リベラ（ヤンキースの守護神）の「弟分」というので，どんな選手かと思ったら，同じパナマ出身で，シーズンオフに一緒にトレーニングをしているだけのようです．それなら，巨人にも「内海の弟分」とか「阿部の弟分」とかがいっぱいいます！

プロ野球オフ時のスポーツ紙は「飛ばし見出し」満載ですよね．

2007年～2011年のアコスタのメジャーでの成績を見ると，主に中継ぎとして20-40試合に登板し，防御率は3.5程度，WHIPは1.4程度です．まあ，メジャーで1軍半の選手ですね．「１５０キロ台の直球と高速スライダー、チェンジアップが武器」とのことですが，9回（1試合）あたりの奪三振は7.8個とまずまずなものの，与四球は4.1と少し多め．まあ，球威はそこそこあるが，コントロールが悪いタイプなのでしょう．193cm77kgとのことなので，マシソン（191cm104kg）やアルバラデホ（196cm116kg）と同程度の身長でやや細めというところでしょうか？「巨漢のリリーフタイプの速球投手．」が，巨人の外国人投手獲得の「マイブーム」のようですね．

　リリーフタイプの右投手というので，巨人の現有勢力の中にいれると（11月5日の日記参照）

右リリーフ（1軍枠3-4名）

という感じでしょうか．西村が今シーズン終盤に調子を落としたこと，マシソンは右肘に不安があることからアコスタの獲得を検討しているのでしょうが，久保・越智が復活しなくても，右のリリーフはだぶつき気味なので，アコスタは「保険の保険」的な意味合いが強いように思います．「保険の保険」は若手投手で十分だと思うので，この獲得にはあまり賛成できません．