2024年阿部巨人の評価とドラフト・FA展望

CS敗退ショックから立ち直ったので、2024年阿部巨人の評価と明日(24日)の巨人のドラフトとFAを展望します。

2024年阿部巨人の評価
 昨年Bクラスのチームを率い、特に大きな補強もなかったのに1年目でチームをリーグ優勝に導きました。よくやったと思います。2023年のチーム総失点 507点(リーグ4位)という 欠点を踏まえ、2023年オフに投手補強につとめ、その結果、2024年はチーム総失点381(同1位)として、これは優勝の原動力となりました。 また、野手で岸田・浅野・オコエ・中山を、投手で井上を育てました。やや不安定なところのあったケラーをセットアッパーに育てたところも評価すべきです。監督1年目にも関わらず 勝利の追及に加えて育成もやりとげたのは2軍監督をやっていたためでしょう。西武の2軍でくすぶっていた若林をトレードで獲得し1軍ですぐに起用して結果を出させたのも見事でした。 途中入団の外国人野手(ヘルナンデス・モンテス)が活躍するというような運もありました。  来年に向けては、今年15勝3敗の菅野が海外FAで抜けるので、投手陣の整備が必要となります。野手陣については、CSでの貧打が顕著で、リーグ戦でもチーム総得点462点と4位でテコ入れが必要にも思えますが、岸田・浅野・オコエ・中山に加え、ヘルナンデス・モンテスにも伸びしろが見込めます。秋広の巻き返しも期待できるので 投手陣に比べて補強の緊急性は低いかなと個人的には思います。

ドラフト展望
 1位で即戦力投手を、2位以下で、長打の期待できる野手をとるべきと考えます。

FAについて
 阪神の大山内野手、ソフトバンクの甲斐捕手の名前が挙がっているようですが、大山内野手は坂本・岡本がライバルに、甲斐捕手は大城・岸田・小林がライバルになるので、巨人でのレギュラー出場が保証されるわけではありません。巨人側も調査はするでしょうが、ライバル選手の顔ぶれから考えて絶対必要という選手でもありません。少なくとも、大山内野手や甲斐捕手が来る可能性は低いと思います。他方、巨人としては、大城捕手の流出は絶対避けてほしい。今年の調子はもうひとつでしたが、捕手で5番を打てるというのは大きなメリット(失えば大きなデメリット)だからです。

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