☆一度だけの甲子園出場校放浪記～堅田～

第一回ＢＹ名人戦で秘かにこんな会話が交わされていた。

「堅田は春に１度だけ甲子園に出場してますね。」

滋賀県の南西端に位置し、同県の県庁所在地である大津市(旧･堅田町)に堅田高校があります。
堅田高校は1948年(昭和23年)に創立され、野球部は1964年(昭和39年)に創部された。
夏の予選には野球部創部と同じ1964年(昭和39年)の第46回夏の大会予選に初参加した。滋賀県内では、滋賀師範、八幡商、坂本中、彦根中、膳所中、水口中、八日市中、大津商、虎姫中、長浜商、彦根商、神崎商、彦根工、瀬田工、今津中、栗太農、長浜農、伊香、愛知、長浜北、日野、彦根西、近江に次いで、石山、能登川、守山と並ぶ予選参加であった。
初の予選は、初戦で長浜商工に 1-2 と惜敗であった。
夏の予選初勝利は1968年(昭和43年)第50回夏の大会予選で、近江に 5-2 で勝利した。
夏の通算成績は35勝50敗である。

堅田高校が唯一甲子園に出場したのは、1985年(昭和60年)第57回春の選抜大会であった。
甲子園では惜しくも初戦で佐々木擁する東北に 0-5 で敗れた。

堅田高校にはご覧のような立派な野球部専用グランドがある。
再び、堅田が甲子園に出場する日は来るのだろうか？

以上です。