☆21世紀枠京都府推薦校&甲子園出場校放浪記~北嵯峨~

京都府高校野球連盟は来春の選抜高校野球大会21世紀枠候補校に北嵯峨高校を推薦した。北嵯峨は春2回、夏3回の甲子園出場経験を持つ。
北嵯峨は1975年(昭和50年)に創立され、野球部も同じ年に創立された。
夏の予選も1975年(昭和50年)に初参加したが、初戦で園部に 1-17 と大敗し厳しい船出となった。
北嵯峨野球部に転機が訪れたのは、1977年(昭和52年)に卯瀧逸夫監督が就任してからであった。
その年の第59回夏の大会予選で、洛東に 10-2 で勝利し、夏の予選初勝利を挙げた。次の試合も西宇治に 10-2 で勝利し3回戦まで駒を進めた。
夏の予選初の決勝進出は、卯瀧監督就任10年目の1986年(昭和61年)第68回夏の大会予選であった。園部、堀川、宮津、東山、桂に勝利し、創部初の決勝に進出した。しかし、決勝では惜しくも京都商に 1-7 で敗退し、悲願達成はならなかった。
そして、翌年の1987年(昭和62年)第69回夏の大会予選で、南京都、南陽、福知山、城南、朱雀、洛星、決勝では京都西に 9-3 で勝利し、初の甲子園の切符を手にした。
初の甲子園でも、秋田経法大付、東海大山形を破り、初出場ながら見事にベスト8へ進出した。
夏の予選通算成績は98勝36敗、優勝3回、準優勝3回、4強5回、8強8回である。







今年の秋季京都大会準々決勝で北嵯峨は立命館宇治と対戦した。現在、立命館宇治を率いているのは卯瀧監督である。
卯瀧監督が率いる立命館宇治は来春の選抜出場が有力となり、卯瀧監督が過去に率いた北嵯峨は京都の21世紀枠推薦校となった。これも何かの縁なのでしょうか?



以上です。

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