☆滋賀県勢初の甲子園ベスト4進出校放浪記~瀬田工業~


滋賀県の南西端に位置し、同県の県庁所在地で、天智天皇が近江大津宮に遷都して以来1,300年以上の歴史を持つ古都で、太平洋戦争時の戦災も少なかったことから、延暦寺、園城寺、日吉大社、石山寺などの古社寺をはじめ多くの国宝、重要文化財建築物や史跡、旧町屋が所在する人口約34万人の大津市に、瀬田工業があります。

瀬田工業は1939年(昭和14年)に滋賀県立瀬田工業学校として開校され、野球部は1946年(昭和21年)に創部された。
夏の予選には、1946年(昭和21年)第28回大会予選に初参加した。初の予選は、膳所に3-14 で敗退であった。
夏の予選初勝利は、1951年(昭和26年)第33回大会予選で、八幡に 4-1 での勝利であった。
夏の予選初の決勝進出は、1952年(昭和27年)第34回大会予選で、滋賀予選で甲賀、伊香、日野、大津東を破って優勝し、甲子園をかけて京都優勝の山城と対戦したが、2-6 で敗れた。
夏の予選初優勝は、1980年(昭和55年)第62回大会予選で、堅田、信楽工、八日市、栗東、決勝では比叡山を 2-1 で破っての優勝であった。
夏初の甲子園では、明野(三重)、秋田商、浜松商に勝利し、見事にベスト4進出を成し遂げた。
このベスト4は、滋賀県勢としても春夏通じて初のベスト4進出であった。

その瀬田工業も、1982年(昭和57年)の第54回選抜大会を最後に甲子園から遠ざかっている。
瀬田工業が甲子園出場する日はいつになるのであろうか?





以上です。

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