☆全国中等学校野球史(42)~長崎~

長崎県で初めて野球が行われたのは明治28年といわれているが詳細ははっきりしない。
明治36年には、長崎師範の学生が長崎中(長崎西)、鎮西学院中の生徒たちと連合チームを編成し、米軍軍艦の乗組員と試合をしたという記録が残っている。
また、明治39年には長崎医専の主催で中等学校野球大会、大正2年には長崎商が主催で中等学校野球大会が開催されており、野球が盛んであったことはうかがえる。
大正4年に始まった第1回全国中等学校優勝野球大会の九州予選には、長崎県から東山学院中(後に閉校)のみが参加した。他の参加校は福岡県勢であった。
第2回大会予選には1校も参加せず、第3回大会予選には東山学院中と長崎中が参加した。長崎中は、慶応大学の学生をコーチに招いて野球を強化しており、第3回大会予選では福岡県勢を破って全国大会に出場した。


初代表校
長崎中(大正6年夏)(現・長崎西)

初勝利校
長崎商(大正14年夏)

最高成績
優勝

春夏通算成績
59勝81敗

最多勝利校
清峰 13勝





以上です。

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