☆全国中等学校野球史(49)~台湾~

戦前は外地からも予選を勝ち抜いたチームが全国中等学校優勝野球大会に出場していたという事も記述しておきましょう。

台湾に野球が伝わったのは1905年頃といわれている。当時は日本が台湾を統治しており、日本から野球が伝わったといわれている。
1918年には嘉義市立野球場が竣工され、ここが台湾野球発祥の地といわれている。
1923年の第9回全国中等学校優勝野球大会から台湾予選が始まり、初の予選には台南一中、台北一中、台北工、台北商の4校が参加した。以降、台湾予選が廃止されるまでに19校が予選に参加した。
台湾からの初代表は台北一中であった。初勝利は翌年の第10回大会で、台北商が金沢一中(金沢泉丘)を 6-2 で破っての初勝利であった。


初代表校
台北一中(大正12年夏)

初勝利校
台北商(大正13年夏)

最高成績
準優勝

春夏通算成績
12勝21敗

最多勝利校
嘉義農林 5勝





以上です。

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