☆レジェンド10


1915年8月18日、大阪の豊中グランドで第1回全国中等学校優勝野球大会が開会された。あれから100年、節目の年を記念して、第1回大会に出場した10校の代表選手が、今夏の第97回大会の開会式で100年前のデザインを再現した復刻ユニフォームを着て入場行進する。(早実と鳥羽は全員かも知れません)
 
第1回大会の出場校は秋田中(秋田高)、早稲田実(早稲田実高)、三重四中(宇治山田高)、京都二中(鳥羽高)、神戸二中(兵庫高)、和歌山中(桐蔭高)、広島中(広島国泰寺高)、鳥取中(鳥取西高)、高松中(高松高)、久留米商(久留米商高)。一部マニアの方にはすっかりお馴染みの10校だが、最近、世間ではこの10校をレジェンド10と呼ぶようになった。大会は鳥取中-広島中で歴史の扉が開かれ、決勝では京都二中が秋田中を破って幕が閉じられた。

当時のユニフォームは実に興味深い。秋田中の胸のマークは「YADOME」。地元にある久保田城の別名「矢留城」に因んでいる。広島中の「RIJO」も広島城の別名「鯉城」に因んだ。三重四中は通称山田中の「YAMADA」。早稲田実は実業(ビジネス)の「B」をあしらった。和歌山中は左袖の「W」だけ。今春の選抜大会に出場した桐蔭高校が左袖を継承している。現在の鳥羽高校は左袖に「KSMS」が付されている。「Kyoto Second Middle School」の頭文字だ。復刻の帽子は、ラインマニアにはたまらない4本線だ。

書いているだけでも歴史の重みを感じるユニフォームばかりだ。これを期に昔のユニフォームに戻そうかという意見が出るかも知れません?(マークの規制はありますが)
そうであれば、個人的には秋田高校と広島国泰寺高校のユニフォームです。佐賀西高校が現在もそうであるように。
http://m.labola.jp/diary/1609675001





以上です。

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