☆浦和学院優勝特別企画~夏の埼玉代表を分かりやすく解説すると~

第85回春の選抜大会は、埼玉の浦和学院が見事に初優勝を飾り、埼玉県勢としては大宮工業以来45年ぶり2回目の栄冠となった。
これで埼玉県勢の甲子園成績は、春43勝30敗1分、夏56勝56敗、通算99勝86敗1分となり、甲子園通算勝利数100勝に王手をかけた。
埼玉の都道府県別対戦成績は以下の通りである。


北海道 春3勝0敗 夏1勝0敗 4勝0敗
青 森          夏1勝1敗 1勝1敗
岩 手 対戦なし
秋 田 対戦なし
山 形 春1勝0敗 夏1勝0敗 2勝0敗
宮 城 春1勝0敗 夏0勝2敗 1勝2敗
福 島      夏1勝0敗 1勝0敗
茨 城      夏2勝0敗 2勝0敗
栃 木      夏2勝0敗 2勝0敗
群 馬      夏2勝1敗 2勝1敗
埼 玉 対戦なし
千 葉 春1勝0敗 夏0勝1敗 1勝1敗
東 京 春1勝3敗 夏0勝2敗 1勝5敗
神奈川      夏1勝2敗 1勝2敗
山 梨 対戦なし
新 潟      夏0勝1敗 0勝1敗
長 野 対戦なし
富 山      夏2勝0敗 2勝0敗
石 川 春0勝1敗 夏1勝1敗 1勝2敗
福 井 春4勝1敗 夏2勝0敗 6勝1敗
静 岡 春2勝0敗 夏0勝1敗 2勝1敗
愛 知 春0勝5敗 夏1勝2敗 1勝7敗
岐 阜 春0勝1敗 夏2勝0敗 2勝1敗
三 重 春2勝0敗         2勝0敗
滋 賀         夏3勝1敗 3勝1敗
京 都 春5勝2敗 夏2勝2敗 7勝4敗
大 阪 春2勝3敗 夏1勝4敗 3勝7敗
兵 庫 春1勝3敗(1) 夏2勝5敗 3勝8敗(1)
奈 良 春1勝0敗 夏1勝3敗 2勝3敗
和歌山 春1勝2敗 夏2勝2敗 3勝4敗
岡 山 春1勝1敗 夏0勝2敗 1勝3敗
広 島 春2勝2敗 夏2勝2敗 4勝4敗
鳥 取 春0勝1敗 夏1勝0敗 1勝1敗
島 根 春1勝0敗 夏2勝1敗 3勝1敗
山 口 春1勝1敗 夏5勝0敗 6勝1敗
香 川 春1勝0敗 夏1勝4敗 2勝4敗
徳 島 春1勝1敗 夏2勝1敗 3勝2敗
愛 媛 春1勝1敗 夏1勝3敗 2勝4敗
高 知 春1勝0敗 夏2勝3敗 3勝3敗
福 岡         夏1勝1敗 1勝1敗
佐 賀         夏3勝2敗 3勝2敗
長 崎 春1勝0敗 夏2勝0敗 3勝0敗
熊 本 春2勝0敗 夏1勝0敗 3勝0敗
大 分         夏0勝2敗 0勝2敗
宮 崎 春2勝0敗 夏1勝2敗 3勝2敗
鹿児島 春1勝1敗         1勝1敗
沖 縄 春2勝1敗 夏2勝2敗 4勝3敗
朝 鮮 対戦なし
台 湾 春1勝0敗         1勝0敗
満 州 対戦なし



しかし、埼玉の夏の栄冠はまだである。
これまでの夏の代表校と成績は以下の通りである。


第31回(昭24) 熊谷  1回戦
第33回(昭26) 熊谷  準優勝
第39回(昭32) 大宮  ベスト4
第40回(昭33) 大宮  1回戦
第41回(昭34) 川越  2回戦
第42回(昭35) 大宮  ベスト8
第45回(昭38) 大宮  2回戦
第46回(昭39) 熊谷商工  ベスト8
第47回(昭40) 熊谷商工  2回戦
第49回(昭42) 大宮  1回戦
第50回(昭43) 大宮工  2回戦
第51回(昭44) 川越工  1回戦
第52回(昭45) 熊谷商  ベスト8
第53回(昭46) 深谷商  1回戦
第55回(昭48) 川越工  ベスト4
第56回(昭49) 上尾  2回戦
第57回(昭50) 上尾  ベスト4
第58回(昭51) 所沢商  2回戦
第59回(昭52) 川口工  2回戦
第60回(昭53) 所沢商  2回戦
第61回(昭54) 上尾  1回戦
第62回(昭55) 熊谷商  1回戦
第63回(昭56) 熊谷商  3回戦
第64回(昭57) 熊谷  2回戦
第65回(昭58) 所沢商  1回戦
第66回(昭59) 上尾  2回戦
第67回(昭60) 立教  2回戦
第68回(昭61) 浦和学院  ベスト4
第69回(昭62) 浦和学院  2回戦
第70回(昭63) 浦和市立  ベスト4
第71回(平元) 川越商  2回戦
第72回(平2)  大宮東  1回戦
第73回(平3)  春日部共栄  1回戦
第74回(平4)  秀明  1回戦
第75回(平5)  春日部共栄  準優勝
第76回(平6)  浦和学院  2回戦
第77回(平7)  越谷西  2回戦
第78回(平8)  浦和学院  2回戦
第79回(平9)  春日部共栄  3回戦
第80回(平10) 埼玉栄  2回戦
                        滑川  3回戦
第81回(平11) 聖望学園  2回戦
第82回(平12) 浦和学院  2回戦
第83回(平13) 花咲徳栄  2回戦
第84回(平14) 浦和学院  2回戦
第85回(平15) 聖望学園  ベスト8
第86回(平16) 浦和学院  2回戦
第87回(平17) 春日部共栄  1回戦
第88回(平18) 浦和学院  1回戦
第89回(平19) 浦和学院  2回戦
第90回(平20) 本庄一  2回戦
                        浦和学院  1回戦
第91回(平21) 聖望学園  1回戦
第92回(平22) 本庄一  1回戦
第93回(平23) 花咲徳栄  1回戦
第94回(平24) 浦和学院  3回戦


 


夏の埼玉で私立校として初めて代表となった高校は、立教高校(現・立教新座)であった。



立教高校は1896年(明治29年)に立教尋常中学校として東京築地界隈に創設された。
1923年(大正12年)に関東大震災による校舎焼失に伴い、築地から池袋へ移転。
1948年(昭和23年)の学制改革に伴い新制の立教中学と立教高校が設置された。
1960年(昭和35年)に立教高校が新座市に移転、立教中学は池袋に残った。
2000年(平成12年)には立教中が立教池袋中学校と改称、立教池袋高校が新設され、立教高校は立教新座高校と改称された。何だか少々ややこしい。


硬式野球部は1898年(明治31年)の11月に創部され、その後一時廃部(?)、池袋に移転した後の1926年(大正15年)に再創部された。


立教高校といえば、第1回夏の大会予選に参加しており、また、校舎が池袋にあった1955年(昭和30年)第27回選抜大会、新座に移転後の1985年(昭和60年)第67回夏の選手権大会に出場している。
これは、東京都代表・埼玉県代表と異なる2つの地区から甲子園出場経験を持つ全国でも珍しい学校である。



実は、異なる2つの地区から甲子園出場経験を持つ学校がもう一校あります。
さて、どこか分かるかしら?(´・ω・`)


 


 



以上です。

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