☆7月31日 きょうの伝統校~大田原高校~

 

大田原高校は男子校で、1902年(明治35年)に栃木県立大田原中学校として創立され、100年を越える歴史と伝統を誇る栃木県下有数の進学校である。 

野球部は、1903年(明治36年)に創部され、栃木県内では宇都宮高校、足利工業、真岡高校、作新学院に次ぐ歴史を有する。2011年(平成23年)第83回選抜大会の関東・東京地区の21世紀枠推薦校に選出されたのは記憶に新しい。

夏の大会予選には、栃木県勢としては真岡高校、宇都宮高校、足利工業、宇都宮白楊に次いで、1922年(大正11年)の第8回大会予選(関東大会)に初参加した。

初の予選は2回戦から登場し、前年度予選で準決勝に進出した太田中(茨城・太田一)と対戦、17-5 と圧勝し予選初参加で見事に初勝利を挙げた。

勢いそのままに、続く準々決勝では真岡中(栃木・真岡)を  9-5、準決勝でも銚子商(千葉)を 8-7 で破り、予選初参加で決勝進出を果たした。

甲子園をかけた決勝戦は、当時、関東の強豪と称され大会4連覇中の竜ヶ崎中(茨城・竜ヶ崎一)と対戦、結果は 8-9 で惜敗、あと一歩のところで甲子園出場の夢が絶たれた。しかし、この決勝進出は栃木県勢としても初の快挙で、栃木県高校野球史に大きな一頁を刻んだといえよう。

 

 

いつの日か、甲子園出場を果たして貰いたい伝統校のひとつである。

 

 

 

 

 

以上です。

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