☆第2回全国中等學校優勝野球大会予選参加校~希望ヶ丘高校~
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鶴丸 深志’
2018年05月01日 19:55 visibility3431
神奈川県の高校野球は圧倒的私立校優勢の構図になっているが、何とか公立校の活躍に期待したいところだ。
横浜市旭区南希望が丘に所在する希望ヶ丘高校は、1897年(明治30年)に神奈川県尋常中学校として創立され、神奈川県立の旧制中学では最古の歴史を有し、SSHに指定された偏差値66を誇る進学校である。
野球部は1905年(明治38年)に創部され、神奈川県内の公立校では横浜商業に次ぐ歴史を有する。甲子園には、1951年(昭和26年)第33回夏の全国大会に1度だけ出場している。ユニフォームは胸に漢字の縦書きで「希望ヶ丘」、左袖には旧制神奈川中学の略称である神中(じんちゅう)に由来する「J」のマークが付されている。この辺りに伝統の重みを感じる。
希望ヶ丘が夏の全国大会予選に初めて参加したのは第2回大会予選(関東予選)で、この予選には東京から慶応普通部(慶応)、早稲田実、早稲田中(早稲田)、荏原中(日体大荏原)、日本中(日本学園)、麻布中(麻布)、立教中(立教新座)、成城中(成城) 、青山学院中(青山学院普通部)、明治学院中(明治学院)、大成中(大成)、錦城商(錦城学園)、高輪中(高輪)の13校、茨城から竜ヶ崎中(竜ヶ崎一)の1校、神奈川からは他に神奈川師範が参加した。
結果は、初戦で麻布中に 10 - 0 (8回コールド)と大勝し予選初勝利を挙げた。
続く準々決勝では、早稲田実に 6 - 7 と惜しくもサヨナラ負けを喫した。
今年の夏の全国大会は100回目の記念大会となるが、第2回大会予選参加校の活躍を期待したい。
以上です。
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