☆日本近代美術の発祥地探訪~五浦六角堂~
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鶴丸 深志’
2018年08月12日 20:41 visibility640
横山大観が好んで描いた松と日の出と月のモデルが五浦海岸である。老松と奇岩、太平洋の白波が打ち寄せる景勝五浦の海が、日本美術界に革新の風をまきおこした。
岡倉天心は明治31年に橋本雅邦、横山大観等と日本美術院を創設し、明治39年に横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らのまな弟子を呼び寄せて日本美術院を五浦海岸に移した。
以来、五浦は近代美術のメッカとして、その美しい風光と相まって、多くの旅人に親しまれ、天心が海を眺めながら思索にふけったといわれる六角堂や、横山大観の別荘等多くの遺跡が日本近代美術発祥の地としての面影を今に伝え、人々の心に美しい旅情を残している。
この五浦の海を暫く北上すると、勿来の関が見えてくる。
夏の第1回大会決勝戦で秋田中学の戦いぶりを観た先人たちは、みちのくに大旗が届くのが、これ程まで長く困難な事とは誰ひとりとして思わなかったでしょう。
100回目の夏、果たして深紅の大旗は勿来の関を越えるだろうか?
以上です。
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