☆3つの元号で甲子園勝利を挙げた北の名門~北海高校~

北海高校は1885年(明治18年)3月に北海英語学校として創立された歴史を有する。

野球部は1901年(明治34年)に創部され、北海道内では、函館中部、函館商に次ぐ歴史を有する。

北海野球部が創部された年には札幌農学校(北海道大学)で野球部が正式に創部され、1902年(明治35年)には札幌中(札幌南)で野球部が創部された。明治時代の後半にかけて各校対抗戦形式で熱戦が繰り広げられた。

北海野球部最古の対外試合の記録は1903年(明治36年)で、札幌中に 6 - 28 で敗れている。

夏の全国大会予選には、函館商、小樽潮陵に次いで、根室、函館中部とともに1920年(大正9年)の第6回大会予選(北海道大会)に初参加した。

結果は、初戦で小樽中(小樽潮陵)に 6 - 5 で勝利し予選初勝利を挙げた。続く2回戦は、函館商に 6 - 4 で勝利し決勝に進出。決勝戦は敗者復活から勝ち上がった小樽中と再び対戦、12 - 3 で勝利し予選初参加で全国大会出場を果たした。

甲子園には、春12回、夏38回出場し、春準優勝1回、夏準優勝1回を誇る。

また、大正、昭和、平成の3時代で甲子園勝利を挙げており、北海道の高校野球史を牽引してきた名門校といえよう。

 

令和でも北の名門・北海高校の活躍に期待したい。

 

 

 

 

 

以上です。

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