☆選抜への道~高校ラグビー東京都新人大会観戦記 國學院久我山 VS 目黒学院~
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鶴丸 深志’
2020年02月02日 15:00 visibility1276
球春の到来を告げる第92回選抜高校野球大会の出場校が1月24日に発表された。残念ながら、米子東、高松商、静岡、広島商に次ぐ4元号での甲子園出場校は出なかった。
選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。
100回目の冬が来る前に、できるだけ多くラグビーの強豪校や伝統校の試合を観ておきたいと思い、東京都新人大会の決勝戦が行われる葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
葛飾区奥戸総合スポーツセンターといえば、陸上競技場から数百m離れた場所に野球場がある。この球場は過去に数回、新春ラボーラ野球大会が開催された懐かしい場所だ。
さて、本題の東京都新人大会ですが、決勝に進出したのは國學院久我山と目黒学院である。かつて花園で「目黒・久我山時代」を築いた両雄対決となった。決勝進出の両校は、第20回関東高校ラグビー新人大会への出場が決定した。
國學院久我山は1942年(昭和17年)に創立され、ラグビー部は1948年(昭和23年)に創部された。
花園では優勝5回、準優勝2回を誇り、通算成績は90勝36敗1分(勝利数全国4位)である。
ジャージは濃紺である。
一方の目黒学院は1940年(昭和15年)に創立され、ラグビー部は1959年(昭和34年)に創部された。
花園では優勝5回、準優勝5回を誇り、通算成績は54勝11敗3分(勝利数全国10位)である。
ジャージはエンジである。
試合の方は、前半開始直後の2分頃に目黒学院が先制のトライを決め、その後も目黒学院ペースで試合が進み、31 - 12 と目黒学院リードで前半が終了した。
後半も目黒学院ペースで試合が進み、60 - 12 でノーサイド、目黒学院が優勝を飾った。
決勝戦は接戦になるかと思っていましたが、意外な展開となりますた。とはいえ、目黒学院の古豪復活を予感させる試合であった。
尚、第20回関東高校ラグビー新人大会出場予定校は以下の通りとなった。
(2020年2月2日時点)
【茨 城】茗溪学園、日立一
【栃 木】國學院栃木、佐野日大
【群 馬】明和県央、東京農大二
【埼 玉】川越東、昌平
【千 葉】流経大柏、八千代松陰
【東 京】目黒学院、國學院久我山
【神奈川】桐蔭学園、東海大相模
【山 梨】日川、東海大甲府
関東大会の上位6校(※前年度優勝ブロック枠1含む)が熊谷ラグビー場で開催される選抜大会に出場できる。(※埼玉には別途開催地枠1あり)
昨年は公立勢が浦和、太田、日川、日立一と4校出場したが、今年は2校になってしまった。
公立勢の活躍に期待したい。
「ピッ! ノックオン、スクラム、目黒ボール」
「クラウチ、バインド、セット」
「ウォウォウ!」
以上です。
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