☆選抜への道~高校ラグビー東京都新人大会観戦記 國學院久我山 VS 目黒学院~

球春の到来を告げる第92回選抜高校野球大会の出場校が1月24日に発表された。残念ながら、米子東、高松商、静岡、広島商に次ぐ4元号での甲子園出場校は出なかった。

選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。

 

 

 

100回目の冬が来る前に、できるだけ多くラグビーの強豪校や伝統校の試合を観ておきたいと思い、東京都新人大会の決勝戦が行われる葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。

葛飾区奥戸総合スポーツセンターといえば、陸上競技場から数百m離れた場所に野球場がある。この球場は過去に数回、新春ラボーラ野球大会が開催された懐かしい場所だ。

 

 

 

 

さて、本題の東京都新人大会ですが、決勝に進出したのは國學院久我山と目黒学院である。かつて花園で「目黒・久我山時代」を築いた両雄対決となった。決勝進出の両校は、第20回関東高校ラグビー新人大会への出場が決定した。

 

國學院久我山は1942年(昭和17年)に創立され、ラグビー部は1948年(昭和23年)に創部された。

花園では優勝5回、準優勝2回を誇り、通算成績は90勝36敗1分(勝利数全国4位)である。

ジャージは濃紺である。

 

一方の目黒学院は1940年(昭和15年)に創立され、ラグビー部は1959年(昭和34年)に創部された。

花園では優勝5回、準優勝5回を誇り、通算成績は54勝11敗3分(勝利数全国10位)である。

ジャージはエンジである。

 

 

 

  

試合の方は、前半開始直後の2分頃に目黒学院が先制のトライを決め、その後も目黒学院ペースで試合が進み、31 - 12 と目黒学院リードで前半が終了した。

後半も目黒学院ペースで試合が進み、60 - 12 でノーサイド、目黒学院が優勝を飾った。

決勝戦は接戦になるかと思っていましたが、意外な展開となりますた。とはいえ、目黒学院の古豪復活を予感させる試合であった。

 

 

尚、第20回関東高校ラグビー新人大会出場予定校は以下の通りとなった。

(2020年2月2日時点)

【茨 城】茗溪学園、日立一

【栃 木】國學院栃木、佐野日大

【群 馬】明和県央、東京農大二

【埼 玉】川越東、昌平

【千 葉】流経大柏、八千代松陰

【東 京】目黒学院、國學院久我山

【神奈川】桐蔭学園、東海大相模

【山 梨】日川、東海大甲府

 

関東大会の上位6校(※前年度優勝ブロック枠1含む)が熊谷ラグビー場で開催される選抜大会に出場できる。(※埼玉には別途開催地枠1あり)

昨年は公立勢が浦和、太田、日川、日立一と4校出場したが、今年は2校になってしまった。

公立勢の活躍に期待したい。

 

 

 

「ピッ! ノックオン、スクラム、目黒ボール」

「クラウチ、バインド、セット」

「ウォウォウ!」

 

 

 

 

 

以上です。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。