☆花園優勝校 関東高校ラグビー新人大会観戦記～茗溪学園～

球春の到来を告げる第92回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会は3月13日に行われる。

選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。

 

 

 

  

100回目の冬が来る前に、できるだけ多く強豪校や伝統校の試合を観ておきたいと思い、関東高校ラグビー新人大会が行われる栃木県総合運動公園に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。

 

尚、第20回関東高校ラグビー新人大会出場校は以下の通りである。

 

【茨　城】茗溪学園、日立一

【栃　木】國學院栃木、佐野日大

【群　馬】明和県央、東京農大二

【埼　玉】川越東、昌平

【千　葉】流経大柏、八千代松陰

【東　京】目黒学院、國學院久我山

【神奈川】桐蔭学園、東海大相模

【山　梨】日川、東海大甲府

 

関東大会の上位6校（※前年度優勝ブロック枠1含む）が熊谷ラグビー場で開催される選抜大会に出場できる。（※川越東は開催県枠で出場、川越東が上位6校に入った場合は昌平が出場）

 

関東大会の上位6校は、桐蔭学園、流経大柏、目黒学院、國學院栃木、茗溪学園、日川と予想。

 

 

 

 

観戦したかったのは、長崎北陽台とともにアタシがこよなく愛する茗溪学園、念願の初生観戦だ。

 

アタシがラグビーに興味を持つようになったのは、茗溪学園のあるプレイがきっかけとなった。
1988年(昭和64年)、第68回全国高校ラグビーフットボール大会の準々決勝で茗溪学園は天理と対戦した。前半2分、天理陣内22ｍライン付近のモールから出たボールを、スタンドオフ赤羽が手首を強く返して左へほうり上げた。そのボールは両センター、フルバックの3人を飛び越し、30ｍ離れた左ウィング加藤の手に収まり、そのままゴール左隅にトライ。

度肝を抜くプレイに衝撃を受け、それからラグビーを観るようになった。

 

茗溪学園は茨城県つくば市に所在し、1979年(昭和54年)に国際的研究都市つくばにおける研究者子弟の教育を目的として「茗溪会 (= 筑波大学および、その前身である東京教育大学、東京高等師範学校の同窓会) 」によって創立された偏差値67の進学校である。
ラグビー部も1979年(昭和54年)に創部され、花園では優勝1回を誇る。花園通算勝利数は新田と並び全国26位の32勝である。
ジャージは水色と黒で、左胸には校章が付いていた。

 

試合の方は、第97回大会で花園初出場を果たし、初勝利も挙げた昌平を相手に、80 - 28 で勝利した。茗溪学園のハンドリングラグビーは健在だったが、もう少しディフェンスの強化も必要と感じた。

 

 

 

「ピッ！ ノックオン、スクラム、茗溪ボール」

 

 

 

 

 

以上です。