☆ノーシードからの花園準優勝校 関東高校ラグビー新人大会観戦記~東京農大二高~
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鶴丸 深志’
2020年02月19日 20:00 visibility3485
球春の到来を告げる第92回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会は3月13日に行われる。
選抜といえば、高校ラグビーも春の選抜大会出場をかけ、各地で熱い戦いが始まっている。
100回目の冬が来る前に、花園でノーシードから準優勝した高校の試合を観ておきたいと思い、関東高校ラグビー新人大会が行われる栃木県総合運動公園に向け、愛車のレクサスCT200hを走らせた。
尚、第20回関東高校ラグビー新人大会出場校は以下の通りである。
【茨 城】茗溪学園、日立一
【栃 木】國學院栃木、佐野日大
【群 馬】明和県央、東京農大二
【埼 玉】川越東、昌平
【千 葉】流経大柏、八千代松陰
【東 京】目黒学院、國學院久我山
【神奈川】桐蔭学園、東海大相模
【山 梨】日川、東海大甲府
関東大会の上位6校(※前年度優勝ブロック枠1含む)が熊谷ラグビー場で開催される選抜大会に出場できる。
2/16時点で選抜大会出場が確定したのはベスト4に進出した、桐蔭学園、茗溪学園、目黒学院、國學院栃木の4校である。(※川越東は開催県枠で出場、川越東が上位6校に入った場合は昌平が出場)
観戦したかったのは東京農大二高、勿論、初めての観戦だ。
東京農大二高は群馬県高崎市に所在し、1962年(昭和37年)に創立された。
ラグビー部も1962年(昭和37年)に創部され、花園では準優勝1回を誇る。花園通算勝利数は熊谷工、花園と並び全国28位の30勝である。
ジャージは、モスグリーンと白の段柄である。
試合の方は、花園で優勝5回、準優勝5回を誇り、今大会前評判の高い目黒学院を相手に、5 - 54 で敗退となった。
参考までに、全国高校ラグビーフットボール大会で導入されているシード制について少々ふれておこう。
シード制が導入されている理由は、試合内容の充実、また、出場チームの実力に格差があり安全上の配慮のためである。
シード制が初めて導入されたのは、50校が参加する記念大会となった第50回大会である。第51~58回大会では採用されなかったが、第59回大会からシード制が復活し、以降定着した。
ノーシード校の最高成績は、第50回大会の天理、第73回大会の東農大二で、いずれも準優勝。ノーシード校の優勝はまだない。
【5回以上Aシードに選出された高校】
14回 常翔学園 (旧・大阪工大高)
12回 東福岡
11回 国学院久我山
11回 常翔啓光学園 (旧・啓光学園)
10回 秋田工
10回 桐蔭学園
6回 天理
5回 大分舞鶴
5回 日川
5回 神奈川総合産業 (旧・相模台工)
5回 熊谷工
※東京農大二高は4回
【15回以上シード(AかB)に選出された高校】
31回 国学院久我山
30回 常翔学園
24回 秋田工
23回 東福岡
20回 大分舞鶴
19回 日川
19回 東海大大阪仰星
19回 天理
18回 京都工学院 (旧・伏見工)
18回 常翔啓光学園
18回 佐賀工
17回 茗溪学園
17回 流経大柏
17回 桐蔭学園
※東京農大二高は9回
東京農大二高の古豪復活に期待したい。
「ピッ! ノックオン、スクラム、東農大ボール」
以上です。
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