☆平成最後のセンバツ21世紀枠出場校~創部120年目の悲願 富岡西~
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鶴丸 深志’
2020年04月22日 23:05 visibility450
富岡西高校は、2019年、平成最後の選抜大会に21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場を果たした。創部120年目の悲願達成であった。甲子園初戦の相手は優勝した東邦であったが、最後まで好ゲームを展開した。また、スクールカラーであるエンジ色のウエアと帽子でアルプスを埋めた応援団が「最優秀応援団賞」を受賞した。
富岡西高校は1896年(明治29年)に徳島県尋常中学校第二分校として創立された120年を越える歴史と伝統を有し、SSH指定校である。
野球部は1900年(明治33年)に創部され、県内では城南に次いで2番目に古い歴史を有する。
夏の全国大会予選には、徳島商、撫養中(鳴門)、徳島師範、脇町中(脇町)に次いで、徳島中(城南)とともに、1920年(大正9年)の第6回大会予選(四国大会)に初参加した。
結果は、1回戦で香川師範に 7 - 3 で勝利し予選初勝利を挙げた。続く2回戦は大川中(三本松)に 0 - 3 で敗退となった。
夏の予選通算成績は62勝76敗、準優勝1回である。
ところで、徳島県で春夏通じてこれまでに甲子園に出場した高校は以下の13校(統合後)である。
徳島商
鳴門
鳴門渦潮(撫養、鳴門商→旧・鳴門一、旧・鳴門工)
海部
吉野川(旧・鴨島商)
池田
小松島西
阿南光(旧・新野)
小松島
徳島北
川島
城南
富岡西
この13校は全て公立高校である。長い高校野球の歴史において、徳島県は全国で唯一、私立校が甲子園に出場していない県なのである。
以上です。
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