☆夏は終わらない2020 高校野球独自大会より~日本最古の高校野球部・岐阜高校~
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鶴丸 深志’
2020年08月08日 13:00 visibility1206
「岐中岐高野球百年史」によると、1883年(明治16年)に平瀬作五郎先生が野球の指導をしたという記録が残されており、この年を野球部創部としている。高校野球部の創部時期についていろいろと調査した結果、我々中等學校野球部史研究家の中では、岐阜高校は青山学院高等部と並び日本最古の高校野球部という説が有力になっている。
岐阜高校は岐阜県岐阜市に所在し、1873年(明治6年)に創立された岐阜県内最古の歴史と伝統を誇り、岐阜県内屈指の進学校である。
甲子園には春3回、夏3回出場。甲子園通算成績は7勝6敗である。甲子園最高成績は、1949年(昭和24年)の第31回夏の全国大会での準優勝である。
夏の全国大会予選には、1915年(大正4年)の記念すべき第1回大会予選(東海大会・リーグ戦)に、岐阜県勢としては斐太とともに初参加した。結果は、山田中(宇治山田)に 1 - 4 、愛知一中(旭丘)に 8 - 9 で敗れ、リーグ戦0勝2敗の成績で終えた。
岐阜高校は、その後一度も欠かすことなく現在まで夏の予選に参加し続けている予選皆勤校である。永い年月の間には部員不足で出場辞退を余儀なくされたチームもあれば、進学校に方向転換し野球に力を注がなくなってしまったチームもある。そのような中で、近年も県大会の上位に進出することもあり、野球部の伝統を守り続けている。
夏の予選初勝利は、1917年(大正6年)の第3回大会予選(東海大会・リーグ戦)で、愛知二中(岡崎)の棄権による勝利であった。
夏の予選通算成績は149勝112敗1分である。
日本最古の野球部である岐阜高校の甲子園復活に期待したい。
以上です。
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