☆花園への道～福岡県予選第2地区決勝進出・修猷館高校～

 ｢ピッ！ ノックオン、スクラム、修猷館 ボール｣ 

第100回を迎える全国高校ラグビー大会は、例年より12校多い63校が参加する。出場校は、従来の51校に加え、第91回～99回の各予選で参加校数上位3県の愛知、埼玉、福岡に1枠が与えられ、残りは、9ブロック（北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州）に1枠ずつ設けられ、各都道府県予選の2位校がブロック代表を決める予選に臨む。（増枠となった3県は参加できない。東京、大阪は1チームを事前に決定しておく）

10月31日、今大会増枠となる福岡の県予選第2地区の準決勝が春日公園球技場で行われ、修猷館が決勝進出を決めた。

修猷館高校は福岡県福岡市早良区に所在する公立校で、その歴史は1783年(天明3年)の藩校時代にまで遡り、福岡県内屈指の進学校である。今年、福岡の県立高校として初めて校庭が全面人工芝化された。
ラグビー部は1925年(大正14年)に創部され、福岡県内では福岡高校に次ぐ歴史を有する。2014年(平成26年)には「絶対王者」東福岡高校に公式戦で勝利するなど、県下屈指の進学校でありながらラグビー強豪校としても知られてきた。

花園(全国大会)には8回出場、通算成績は3勝8敗、最高成績はベスト4である。

修猷館高校の花園復活に期待したい。

最後に、5月に予想した九州地区の出場校の現時点での状況を確認しておこう。

福　岡 ：①東福岡○決勝進出、②筑紫○決勝進出

佐　賀 ：佐賀工◎※出場決定

長　崎 ：長崎北陽台○準々決勝
熊　本 ：熊本西○決勝進出
大　分 ：大分東明○決勝進出
宮　崎 ：高鍋○準々決勝
鹿児島 ：鹿児島実○準々決勝
沖　縄 ：名護○決勝進出
九州ブロック：大分舞鶴（大分）○大分決勝進出

以上です。