☆花園への道~大阪第1地区代表・東海大大阪仰星~

 「ピッ! ノックオン、スクラム、仰星 ボール」

 

 

第100回を迎える全国高校ラグビー大会は、例年より12校多い63校が参加する。出場校は、従来の51校に加え、第91回~99回の各予選で参加校数上位3県の愛知、埼玉、福岡に1枠が与えられ、残りは、9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に1枠ずつ設けられ、各都道府県予選の2位校がブロック代表を決める予選に臨む。(増枠となった3県は参加できない。東京、大阪は1チームを事前に決定しておく)

 

11月1日、東大阪市花園ラグビー場で行われた、第100回全国高校ラグビー大会の大阪予選第1地区決勝で、全国大会優勝5回の東海大大阪仰星と、2018年度の全国大会で初優勝した大阪桐蔭が顔を合わせた。試合は 19 - 8 で東海大大阪仰星が勝利したが、2017年度には全国大会決勝で顔を合わせた黄金カードが予選で実現した。

予選での黄金カードは、新型コロナウイルスの影響によるものだった。大阪は開催地枠を含めて毎年3校が花園に出場する。例年は出場チームを3地区に分け、春の大阪府総体の1~3位校をシード校として3地区に割り振るため、強豪同士は対戦しないケースが多かった。ただ今年は新型コロナ感染防止のため、府総体を開催できなかった。そこで2月の近畿大会に出場した、東海大大阪仰星(近畿大会優勝)、大阪朝鮮(近畿大会3位)、大阪桐蔭(近畿大会4位)、常翔学園(近畿大会5位)の4校をシードとして3地区に分けることになり、抽選の結果、東海大大阪仰星と大阪桐蔭が入る「激戦区」が生まれた。

そういえば、秋季高校野球大阪大会の決勝でも両校が対戦している。野球の方は 8 - 1 で大阪桐蔭が勝利している。

敗れた大阪桐蔭は、大阪3地区の準優勝校がトーナメントを戦い、勝者が近畿ブロック予選に進む。この大会で優勝すれば花園出場権を獲得できる。大阪桐蔭が近畿ブロック代表として花園に出場する可能性は高い。

 

 

大阪4校の花園出場と大阪勢ベスト4独占を密かに期待している。

 

 

 

 

 

以上です。

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