☆花園への道~茨城代表・茗溪学園~
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鶴丸 深志’
2020年11月15日 11:00 visibility1440
「ピッ! ノックオン、スクラム、茗溪 ボール」
実況:林 正浩
「小学校4年から6年まで本場英国のウェールズのラグビークラブに所属していたという、スタンドオフ赤羽の鮮やかな超ロングパス、いやーびっくりしました、笹田さん。」
解説:笹田 学
「赤羽君は茨城県予選でもこれをやっているんですよね。茗溪学園はひとりひとりが想像力を引き出すようなラグビーをしますから、我々も見ていて楽しいですよね。」
アタシが本格的にラグビーを見るきっかけとなったのが、1988年(昭和64年)の第68回全国高校ラグビーフットボール大会準々決勝、茗溪学園対天理の試合で飛び出したこのプレイである。
前半2分、天理陣内22mライン付近のモールから出たボールを、茗溪学園のスタンドオフ赤羽(10番)は手首を強く返して左へ放り上げた。そのボールは両センター、フルバックの3人を飛び越し、30m離れた左ウィング加藤(11番)の手に収まり、そのままゴール左隅にトライを決めた。度肝を抜くプレイに衝撃を受けた。
茗溪学園は茨城県つくば市に所在し、1979年(昭和54年)に国際的研究都市つくばにおける研究者子弟の教育を目的として創立された茨城県内有数の進学校で、経営母体は筑波大学、東京教育大学、図書館情報大学などの同窓会である茗渓会である。
男子の校技がラグビーで、3月の春休み直前に学年ごとのクラスマッチで校技大会(ラグビー大会)が行われている。
ラグビー部は開校と同時に創部され、その年の11月にICU(国際基督教大学付属高校)と初めての対外試合が行われた。
全国大会予選に初めて参加したのは、1980年(昭和55年)の第60回大会茨城県予選で、結果は茨城東に 12 - 36 で敗退となった。
全国大会予選初勝利は、1981年(昭和56年)の第61回大会茨城県予選で、土浦工に 68 - 0 で勝利した。
花園にはこれまで25回出場、優勝1回(昭和天皇崩御のため大工大との両校優勝)、ベスト4進出2回、ベスト8進出4回、通算成績は32勝22敗2分である。
茗溪学園の花園での展開ラグビーに期待したい。
以上です。
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- 事務局に通報しました。
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