☆夏の高校野球ダイジェスト ~千葉の難読校名・匝瑳高校~
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鶴丸 深志’
2021年07月15日 20:00 visibility962
千葉県の中央部を走るJR総武本線。千葉駅を過ぎて都賀から四街道、さらには佐倉を通り過ぎると、車窓には近代化された千葉市街とは全く異なった田園地帯の光景が映し出される。佐倉からさらに八街を越えていくと成東で東金線と分かれていく。総武本線をさらに進むと単線になり、八日市場駅に着く。そこから徒歩で15分ほど小高い丘へ向かっていくと全国有数の難読校名である千葉県立匝瑳高校がある。
全国有数の難読校名、匝瑳高校の試合を観に行きたかったが、1回戦から4回戦は原則無観客試合のため、チバテレの高校野球ダイジェストで3回戦の模様を見ることにした。
匝瑳高校のユニフォームは、白地にラケットライン付き、左胸には校章とその下に青のローマ字で「SOSA」と書かれている。
試合の方は、千葉県最古の野球部である佐倉高校を相手に後半加点を許し、1 - 11 の大差で敗退となった。
匝瑳高校は、1924年(大正13)年に千葉県立匝瑳中学校として設立され、普通科と理数科を有する東総地区屈指の進学校である。
野球部は、1928年(昭和3年)頃に創部されたと思われる。
夏の全国大会予選には、千葉県内では銚子商 、千葉師範、県千葉、成田、成東、茂原樟陽 、大多喜、佐倉、長生、千葉敬愛に次いで、佐原、千葉黎明とともに、1930年(昭和5年)の第16回大会予選(南関東大会)に初参加した。結果は千葉師範に 0 - 22 で敗退となった。
夏の全国大会予選初勝利は、1931年(昭和6年)の第17回大会予選(南関東大会)で、千葉商に 4 - 3 で勝利した。
春夏通じて甲子園出場はなく、夏の全国大会予選通算成績は45勝85敗2分である。
全国有数の難読校名である匝瑳高校の活躍に期待したい。
以上です。
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