☆102回目の夏の道~予選準皆勤校・桃山学院~
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鶴丸 深志’
2021年07月24日 11:00 visibility835
105回目の夏が来る前に、一度はリモート観戦したかった高校がある。それは桃山学院、勿論、初めての観戦だ。
ユニフォームは純白、胸にはローマ字で「MOMOYAMA」と書かれている。
桃山学院は大阪府大阪市阿倍野区に所在する中高一貫教育のミッションスクールで、1884年(明治17年)に三一神学校として創立された歴史と伝統を有する。
野球部は、1903年(明治36年)に創部され、大阪府内では北野高校、天王寺高校、岸和田高校、三国丘高校に次ぐ歴史を有する。
夏の全国大会予選には、1916年(大正5年)の第2回大会予選(大阪大会)に、今宮中(今宮)、成器商(大阪学芸)、北野中(北野)、四條畷中(四條畷)とともに初参加した。
夏の予選初勝利も同年で、成器商に 39 - 0 で勝利した。次戦の明星商(明星)も 8 - 2 で破り、予選初出場で決勝に進出した。決勝では惜しくも市岡中(市岡)に 1 - 2 で敗退した。
その後も、1921年(大正10年)の第7回大会予選、1960年(昭和35年)の第42回大会予選で決勝に進出したが、甲子園の切符を手にすることはできなかった。
夏の予選通算成績は80勝105敗である。
桃山学院といえば、前述した夏の第2回大会予選に初参加して以降、一度も欠かすことなく予選に参加し続けている夏の予選準皆勤校である。野球では全国的に全くの無名校であるが、予選参加の伝統を守り続けていることは実に素晴らしい。同じような例では、東京の麻布高校なども予選準皆勤である。
伝統ある桃山学院の活躍に期待したい。
以上です。
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