☆センバツへの道 ~21世紀枠四国地区推薦校・高松第一高校~
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鶴丸 深志’
2021年12月12日 13:00 visibility655
国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さをもつ栗林公園は、歴代藩主が百年余りの歳月をかけて完成させた大名庭園である。松の緑濃い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸時代初期の回遊式大名庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいる。また、春のウメ・サクラ、夏のハナショウブ・ハス、秋のカエデ、そして冬のツバキと四季折々の風物にも恵まれ、ここに咲く花々は、一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを一層醸し出している。全体にかけて生み出す美しい風景が、明治時代に発行された高等小学読本には、「日本三名園」(水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園)よりも「木や石に風雅な趣がある」と記されている。
この栗林公園に程近い住宅地に、高松市立高松第一高等学校がある。
高松第一高校は香川県高松市に所在し、1928年(昭和3年)に高松市立第一中学校として創設された県内有数の進学校で、県内唯一の市立高校である。
野球部は1930年(昭和5年)に創部された。
夏の全国大会予選には、香川県内では高松、丸亀 、高松商 、三本松、観音寺一、香川師範、坂出商、志度 、小豆島中央、丸亀城西、観音寺総合に次いで、1932年(昭和7年)の第18回大会予選(四国大会)に初参加した。
香川での予選は東讃地区と西讃地区に別れてのリーグ戦が組まれ、東讃地区のリーグ戦を戦ったが、2勝3敗の成績で四国大会には出場できなかった。
夏の予選通算成績は127勝83敗である。
甲子園には、春1回、夏3回出場、通算成績は8勝4敗である。
尚、2020年秋より、ユニフォームが野球部OBの中西太氏(元西鉄ライオンズ)が着用したデザインを踏襲したものに変更された。(写真)
高松第一高校の21世紀枠での甲子園復活に期待したい。
以上です。
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