☆祝！ 選抜大会出場 ～修猷館高校～

 ｢ピッ！ ノックオン、スクラム、修猷館 ボール｣

修猷館が新たな扉を開いた。第44回全九州高校新人ラグビー大会は20日、熊本市の熊本県民総合運動公園で2回戦4試合を行い、福岡の修猷館が花園常連の高鍋(宮崎)に 21 - 14 で逆転勝ちし、2008年以来14年ぶり2度目の全国高校ラグビー選抜大会(3月開催、熊谷ラグビー場)への出場を決めた。選抜大会には14年前、大会実行委員会推薦の「チャレンジ枠」(高校野球でいえば、21世紀枠に類似)で初出場したが、今回は実力での出場だ。全国高校ラグビー大会には8度出場しているが、1977年度を最後に遠ざかっている。

修猷館高校は福岡県福岡市早良区に所在する公立校で、1885年(明治18年)に福岡県立英語専修修猷館として創立された歴史を有する。さらにその起源は1784年(天明4年)の藩校時代にまで遡ることができる。
ラグビー部は1925年(大正14年)に創部され、福岡県内では福岡高校に次ぐ歴史を有する。2014年(平成26年)には「絶対王者」東福岡高校に公式戦で勝利するなど、県下屈指の進学校でありながらラグビー強豪校としても知られてきた。環境面では、2020年に福岡の県立高校として初めて校庭が全面人工芝化された。
花園(全国大会)には8回出場、通算成績は3勝8敗、最高成績はベスト4である。

野球部の歴史も古く、1895年(明治28年)に創部された福岡県最古の歴史を有する。しかしながら、甲子園出場はない。
夏の全国大会予選には、記念すべき1915年(大正4年)第1回大会予選(九州大会)に福岡県勢としては、久留米商、豊国中(豊国学園)、八女中(八女)、福岡師範、中学伝習館(伝習館)、嘉穂中(嘉穂)とともに初参加した。
結果は、初戦で八女中に 8 - 5 で勝利し予選初勝利を挙げた。続く準決勝では、豊国中に 3 - 4 と惜敗であった。
夏の予選通算成績は111勝95敗2分、最高成績は3度の準優勝である。

修猷館高校の花園復活、甲子園初出場に期待したい。

(選抜大会には修猷館と長崎北陽台が出場、熊谷に行きたい！)

以上です。