☆歴史的勝利 ~茨城合同(日立一・太田一・磯原郷英)~

   

 ピッ! ノックオン、スクラム、合同ボール

 

 

6月10日、東芝府中グランドで関東高校ラグビー大会のGブロック1回戦が行われ、茨城合同が東京朝鮮と対戦した。茨城合同は、日立一、太田一、磯原郷英の県北古豪3校で構成されたチームで、3校の部員たちがポジティブな意見を出し合い、チームがまとまっていった。茨城3位の代表チームとして、ピンクのジャージーで試合に臨んだ。日立一は2年ぶり、太田一は32年ぶり、磯原郷英は27年ぶりの関東大会だ。

結果は、前半 0 - 12、後半 10 - 29、計 10 - 41 のスコアで敗れるも、今年度から合同チームの上位大会(全国大会や関東大会など)出場が認められるようになった中で、関東大会初となる歴史的な一歩となった。

茨城合同は、前半開始直後、敵陣深い位置でペナルティを得たが、タップキックからの攻撃でミスがあり、先制点を逃した。その後も、敵陣でのラインアウトミスが目立ち、思ったように攻め切れなかったが、相手のイージーミスにも救われ、ロースコアの展開で前半を終えた。

後半7分には待望の初トライ。5 - 12 と詰め寄る。11分にはトライを奪われ、5  - 17 になるが、16分にはトライを奪い返し、10 - 17。しかし、その後は、4連続トライを奪われ、10 - 41でフルタイム。

とはいえ、地力に勝る東京朝鮮に対して果敢な戦いぶりを見せた。

 

翌6月11日、東芝府中グランドでGブロック3位決定戦が行われ、 茨城合同が作新学院と対戦した。

結果は、前半 0 - 5、後半 17 - 5、計 17 - 10 で見事な逆転勝利を収め、合同チームとして高校ラグビー史に新たな一頁を刻んだ。

茨城合同は、前半は1トライを奪われ、0 - 5 とリードされる展開。
後半も開始7分にトライを奪われ、0 - 10。しかし、9分に待望のトライが生まれると、20分にもトライを重ね 10 - 10 の同点、そして勢いに乗った茨城合同は後半24分にもトライを奪いついに逆転。ゴールも成功して 17 - 10 とし、そのまま歓喜のノーサイドを迎た。

この勝利は、同じ環境にある多くの学校に勇気を与えただろう。

 

 

 

 

 

以上です。

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