☆105回目の夏 ~栃木県最古の高校野球部・宇都宮高校

 

宇都宮高校旧本館は、1893年(明治26年)に旧栃木県尋常中学校の校舎として建築された、栃木県内最古の学校建築である。文部省の技師によって設計されたと伝えられている。元は敷地の西側の正門正面にあったが、1968年(昭和43年)及び1988年(昭和63年)の2回の曳家を経て、現在は敷地の東端にある。1階は事務室・職員室・校長室などがあり、2階は広い講堂が大部分を占めている。木材は日光杉並木の杉板を用いていると言われている。その後、この本館が全国中学校のモデルになっていた。現在は「滝の原会館」として宇都宮高校の歴史を中心とした教育資料の展示場所として一般に公開している。なお、外壁が白いペンキで塗られているところから「白亜館」とも呼ばれて親しまれている。

 

 

 

栃木県で最初に野球部が創部されたのは宇都宮中(宇都宮)で、1896年(明治29)年のことであった。その年の10月17日に、茨城県の水戸中(水戸一)と宇都宮市旧城内広場(本丸)で試合をしたという記録が残っている。これが、記録に残る最古の中等学校同士の対外試合といわれている。

 

栃木県最古の野球部である宇都宮高校は、7月8日、夏の栃木大会1回戦で青藍泰斗と対戦する。

 

宇都宮高校は栃木県宇都宮市に所在し、1879年(明治12年)に栃木中學校として創立され、栃木県内の旧制中学校を前身とする高校の中では最古の歴史を有する男子校で、県内屈指の進学校である。

野球部は1896年(明治29年)に創部され、栃木県最古の歴史を有する。
甲子園には、甲子園球場で初めて開催された1924年(大正13年)夏の第10回全国大会に初出場し、栃木県勢としての初勝利を挙げ、栃木県高校野球史に輝かしい一頁を刻んだ。それ以降、甲子園から99年遠ざかっている。
夏の全国大会予選には、栃木県勢としては真岡中(真岡)に次いで、1919年(大正8年)の第5回大会予選(関東大会)に初参加した。結果は、千葉師範に 6 - 10 で敗退となった。
夏の予選初勝利は、翌年の第6回大会予選(関東大会)で、千葉中(県千葉)に 6 - 2 で勝利した。
夏の予選通算成績は97勝101敗、優勝1回、準優勝1回である。

 

輝かしい歴史と伝統を誇る宇都宮高校の甲子園復活に期待したい。

 

 

 

 

 

以上です。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。