☆ぶらり放浪記~白鬚橋~













水彩画?のようなこの写真のテーマは、白鬚橋と屋形船とスカイツリーです。

下町ならではの風情ある一枚です。



白鬚橋(しらひげばし)は、隅田川にかかる橋で、西岸は荒川区南千住三丁目と台東区橋場二丁目を分かち、東岸は墨田区堤通一丁目と二丁目を分かちます。


その昔、この辺りには「橋場の渡し」という渡船場があり、記録に残る隅田川の渡しとしては最も古い渡しで、伊勢物語での東下りの中で主人公が有名な「言問」の歌を詠んだのはこの渡しとされております。
また、歌川広重の錦絵「墨田河橋場の渡かわら竈」にも描かれております。


橋場はその歴史的な土地柄から、江戸時代には風流な場所とされ、大名や豪商の別荘が隅田川河岸に並んでいたといわれており、そのため有名な料亭なども多く、華族や文人などが出入りしていたようです。


この橋場の渡しも、白鬚橋の完成に伴い、大正期に廃止されたといわれております。



東京スカイツリーが見えるようになった今、歌人達はこの景色をどう詠むのだろうか?





続くのか?



























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