とある飲み屋で

みなさまこんにちは～

 

とある居酒屋で寂しい背中を

野良猫に見せながら一人、飲んでいると

 

60代ぐらいのジェントル二人が

 

面白い話をしていました。

 

ジェントル1（以下1）

「マスクが高騰してましたよね」

 

ジェントル2（以下2）

「ありましたね、あれはいけませんね」

 

1「でもあれもビジネスですよ」

 

2「人の足元見たらだめですよ」

 

1「さすが2ですよね、そういうと思ってました」

 

2「私も以前に、親から受け継いだブランデーがありまして」

 

1「お、いいですね」

 

2「でも私あまり洋酒が飲めないんでオークションにかけたんですよ」

 

1「おぉいくらで売れました？」

 

2「300万です」

 

1「すごいじゃないですか」

 

2「いやでもだめです、考えたらほんとに飲みたい人に譲るべきでした」

 

1「何を言ってるんです、だから商品には価値という物があるんですよ」

 

2「でも私のやったことはマスクと一緒ですよね・・・」

 

1「いや、だからそれがビジネス、物の価値なんです

　　当たり前のことで悪い事ではありませんよ」

 

そんな話をしてました。

 

博愛主義と利己主義の対極でしたね。

 

私も昔は利己主義だったと思います。

 

今は多くの人にお金が周り、真面目に働いている人は

幸せになって欲しいと願っております。

だいぶましな人間になってきました（笑）

 

二人のジェントルは大変考えさせられる話でしたね。

 

おそらく二人は「しらけ世代」と言われる

 

現在55歳から70歳までの人達ですね。

 

この世代はもちろん全員がそうではないのですが

 

三無主義と言われ

 

「無気力、無責任、無関心」で

 

自分の事だけは貪欲みたいです。

 

学生運動も終わらせたのもこの世代です。

 

そしてまさに今、日本の重役についている世代ですね。

 

今のシステムを思い返してください

 

株主優待、役員優待で

 

一般社員は低水準の給料ばかりですが

 

会社の利益は過去トップクラスでしたよね。

 

更に責任を取らないトップが多いですよね・・・

 

政治家もアベ自民を筆頭に・・

 

社員の生活はこんなもんで良いだろ的な給料。

 

仕事はタバコプカプカして

 

部下に任せきり。

 

まさに三無主義が言い当たって

 

まるで鏡のようです。

 

 

ジェントル1さんのような人が多いのかもしれません。

 

政治家が好き放題やってても

 

自分の利益さえあれば知ったこっちゃないという流れでしょうね。

 

 

日本が急降下している理由は

 

もしかしたら？？と思った

 

初夏の夜のお話でした。