とある日の記憶・2 ~プレー場所を探して、結局サイクリング~
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あお
2015年09月11日 00:42 visibility107
あれはもう6,7年前のことか。
ある日曜日の昼過ぎ、
衝動的にサッカーがやりたくなった。
どうしても、
どこかで、
ミニゲームでもいいから
サッカーがやりたくなった。
思いついた解決策が
「(当時の)4,5年前まで参加していた草サッカーチームを訪ねてみること」
だった。
東京都側の多摩川河川敷の芝生で
毎週日曜午後にミニゲームをして活動していたチームに
久しぶりにお邪魔しようと自転車に飛び乗り、
片道30分、
ひたすらペダルをこいだ。
そして着いた目的地。
…誰もいない。
そのチームはおろか、
昔、その場所で活動していた他の2,3チームも
誰もいない。
サッカーをしている人が存在しない。
一人途方に暮れ、
再び自転車にまたがり、
とりあえず、
河川敷を家方向に向かいながら、
他に活動しているチームを探しつつ走った。
…が、結局、
一つも見つからず、家の近所まで戻ってしまった。
諦めきれず、
家を通り過ぎ、逆方向に突き進み探索を続行。
20,30分走った。
…けれど、それも虚しく、
見つからず。
失意のまま、
再び家方向に逆戻り。
サッカーをするつもりで出かけたのに、
結局2時間くらいのサイクリングで終わってしまった。
あの日のやりきれなさ。
というわけで、
なんとかほぼ毎月
コンスタントにプレーできている今の状況が
不意に時々、
とてもありがたいと感じるのです。
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- 事務局に通報しました。
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