負けないけど勝てない

長居第２のバックスタンドは初めてだった。

昨年の天皇杯の時は、メインスタンドで観戦した。

観戦するという環境に関しては、長居スタジアムとは比較できないくらいに悪い。

今まで当たり前だった環境が変わってみて、初めて今までがどれほど有り難かったかという

ことに気づく。

前半は酷い状況だった。

得点のはいる気配がないとか、そういったレベルではなくて野球にたとえると

「４５分間、ずーっと１回表の攻撃を観ていた」ような感じだった。

よくあの状態で１失点で済んだものだ。と、思う。

後半４１分になって、ようやく追いつくことが出来たが、正直なところ負けを覚悟していた。

でも、負けてもいいからもっとボールを前に出して、とにかくシュートで終わるという事をしてくれ。

と、思っていた。

記録を見ると、後半最後の１５分で６本のシュートを打っている。 

前節の鹿島戦の時もそうだが、最後になってからエンジンがかかる状態だ。

最初からとはいかないまでも、前半にああいった時間がせめて５分でもあればと思う。

が、それが出来ないので最下位という順位なのだろう。

次節はアウェーの大分戦。何とか勝点３を取って欲しい。

あつかましい願いなのかも知れないけど、そう思う。