裏天王山

  • けん坊
    2006年09月24日 07:11 visibility57

いよいよ、リーグ戦も終盤。

17位のセレッソと18位のアビスパでしたが、結果は0−1でアビスパの勝利。

再び順位が入れ替わりました。

 

前節で良かった酒本は「続けて活躍できない」という殻をまたしても破ることは出来ず、1本良いクロスを上げた以外は機能しませんでした。

 

さらに前節良かった古橋も消えていました。

彼はやはりもう一つ前の位置が良いポジションなのでしょう。

 

失点はセレッソ(大久保?)のファールからアビスパの早いリスタート。

「集中してくれ!」と思う間もなく右サイドを破られてファーにクロスを上げられ、久藤の折り返しに布部が…。

セレッソが今年「戦力外」としてアビスパに行った2人に決められてしまいました。

 

そして相変わらず、名波とモリシの交替です。

あとで宮本を下げるのであれば、この地点では名波と宮本を交代して欲しかった。

モリシに疲れが出るのであれば、試合の流れを変えることが出来る徳重を左に入れて、西澤(実際は負傷で交代したが)をワントップにし、大久保と古橋の2シャドーとか、あったと思うのですが…。

 

デカモリシのデビューは嬉しいことですが、西澤のアクシデント(前半からの負傷だったが)に急遽出場という感じだったので、気の毒な状況での交替という感じでした。

今さらですが、やはり前節の千葉戦での3−2以降の時間帯でデビューさせてあげて欲しかったです。

 

3枚目の交替が「宮本→柿本」で「これはもうダメだ」と思いました。

最後の10分は「スコアが逆と勘違いしているのか?」と思ってしまうような、DFラインでのパス回しでした。横や後ろにパスを回していてもどうにもなるものではありません。

 

ロスタイムの大久保のイエローも良く分かりません。

審判への異議が原因かと思いますが、顔にケガをしていましたし、イライラしてしまう時間帯だったと思いますが、前後半ともにフリーのチャンスを外してしまった自分にも責任があるはずなのにさらにカードまでもらってしまうということに、何かとても虚しいものを感じました。

 

塚田監督の迷采配でした。

監督に対する不満もあります。でも、やはり選手にも問題はあるのでしょう。

アビスパは気持ちが出ていました。セレッソは「俺たちの方が上。タレントが揃っている。本気を出せば勝つ。」というような気持ちがあったのではないでしょうか。

 

勝負事においては強い者が勝つのではありません。

勝った者が強いのです。

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