「…失った信頼と自信を取り戻せるように。」(※)
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けん坊
2008年02月16日 13:20 visibility88
川崎フロンターレ・我那覇選手の言葉です。
「信頼を失った」かどうかは意見が分かれるところかと思いますが、プロが「自信を失った」ということは大変なことだと思います。もちろんそんなことはご自身が百も承知なので「今年にすべてをかけて頑張ります!」となっているわけですが…。
(我那覇選手のブログ「GANAR」より)
http://ameblo.jp/ganakazu/entry-10072889047.html
最近の報道をみていますと、スポーツ仲裁裁判所(CAS)による我那覇選手とJリーグの仲裁手続は、Jリーグの開幕前後という、とても微妙な時期になるのではないかと思っています。
マスコミとサポーターが間違った方向で議論することがないように祈っています。
そして、週に1回のペースで公表されている「我那覇選手に対する募金の状況」です。
仲裁費用は1,000万円の個人出費を必要とするかも知れないと云われています。
現在の状況は、以下に引用した通りです。1件平均の募金額は4,265円です。
お金のことは大切なことです。少しでも多くの理解者とお金が集まることを祈っています。
昨年2月末現在で、Jリーグ選手協会(JPFA)登録の選手は約800名。
さらに今年は2チームがJリーグに算入してきましたので850名前後になると思います。
しかし件数から想像しますと、選手たちの半数以上はJPFAの募金活動に協力してくれていないように思います。
もちろん募金なので、義務ではありません。
我那覇選手の考えや行動も、全員が賛同するものでもないことは分かっているつもりです。
募金を始めるにあたって、藤田俊哉会長が記者会見で「…本件は一個人の問題ではなく、全選手に関わる問題と考え…」と表明しているわけですが、各選手達は実際のところ、この問題についてどう思っているのかなと考えたりしています。
もしも「自分には関係ない」と思っている選手が多数を占めているようであれば、日本におけるサッカーの発展という意味において、選手そのものが暗い影を落とすことになるような気がしています。
できれば選手会も「募金」だけではなくて、この問題に対する選手個人個人の思いを聞いたり、アンケートなどを実施して欲しいと思います。
いろんな角度からこの問題を検証する必要性を感じています。
活動状況
1/ 3:活動開始記者会見
1/ 4:募金受付開始
1/ 8:総入金額 1,492,135円 総入金件数330件
1/11:総入金額 1,917,297円 総入金件数443件
1/18:総入金額 2,245,238円 総入金件数524件
1/25:総受入額 2,437,237円 総入金件数573件
2/ 1:総受入額 2,581,915円 総入金件数601件
2/ 8:総受入額 2,695,705円 総入金件数632件
(JPFA「我那覇選手 ドーピング問題 仲裁手続募金 特設ページ」より)
http://www.j-leaguers.net/ganaha/index.html
我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Jリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。
今後も行方を見守りたいと思います。
※しばらくは、我那覇選手の件に関してのみ「日記」を書くことにしています。
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- 事務局に通報しました。
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