我那覇選手を応援する団体／ＪＰＦＡ（※）

正式名称は「有限責任中間法人Ｊリーグ選手協会」というそうです。
通称は「ＪＰＦＡ」というようですが、あまり馴染みがないように思います。

公式ＨＰによりますと理念として３つのことが掲げられています。
１　サッカー文化の普及と振興を目指す
２　社会に貢献する活動を行う
３　プロサッカー選手を取り巻く環境の改善に取り組む

設立のきっかけは「…川淵三郎氏の呼びかけ…」らしいです。
日本人選手全員と一部外国籍選手を含む約８００名が加入しているようです。

設立は1996年４月１日。歴代会長は以下の通りです。
1996年04月0１日　柱谷哲二選手
1999年06月20日　井原正巳選手
2001年11月11日　中山雅史選手
2007年05月28日　藤田俊哉選手

藤田選手は、選手会長に就任してすぐ＜年金や個人年金の補助をすること＞を制度化しました。
彼によると「この制度はスタートラインで、もっと大きな制度に取り組もうと考えている」とか…。
（詳しくはＪＰＦＡのＨＰをご覧下さい。）

そして、我那覇選手の問題に関するコメントもあります。
（以下、そのまま抜粋）

―　2007年にはドーピングやベストメンバーに関する様々な問題が表面化しました。

秋の総会でも話は出たけど、Jリーグも選手協会も発展途上の状況で発生しているものなので、対応が実に難しい問題だよね。選手の立場から言えば、可能な限り、すっきりとわかりやすい形にして欲しいし、そうなるように要望していきたい。ただ、我那覇選手の件については、プレーヤー仲間として今出来る身近なサポートが費用に関してのサポートではないかと思うので、各チームの選手会に声をかけて、選手から募金を集めているところなんだ。それから、選手協会のホームページを通じて、広くサポーターの方たちにも協力を呼びかけている。

（抜粋、終わり）

他にも、なかなか注目すべき発言をされています。

「僕たちが目指している場所」（ＪＰＦＡのＨＰより）
http://j-leaguers.net/special/special/file023.html

予想通りといいますか、募金状況は停滞気味です。
活動状況
1/ 3：活動開始記者会見
1/ 4：募金受付開始
1/ 8：総入金額　1,492,135円　総入金件数330件
1/11：総入金額　1,917,297円　総入金件数443件
1/18：総入金額　2,245,238円　総入金件数524件
1/25：総受入額  2,437,237円　総入金件数573件

（「我那覇選手　ドーピング問題　仲裁手続募金　特設ページ」より）
http://j-leaguers.net/ganaha/index.html

スポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）による仲裁手続も、今のところ何の進展もないような感じですが、我那覇選手が所属する川崎フロンターレは、いよいよ今日からキャンプインしました。
（川崎フロンターレ公式ＨＰより）
http://www.frontale.co.jp/info/2008/0125_2.html

しかし、これだけしっかりした考えと、選手としての経験や実績も申し分ない藤田選手が会長として率いる選手協会が応援してくれていますので、我那覇選手も心強いのではないかと思います。

実は今まで、藤田選手はあまり関心のある選手ではありませんでしたが、今回のことを機に選手としても注目していきたいと思います。

我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Ｊリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。

今後も行方を見守りたいと思います。

※しばらくは、我那覇選手の件に関してのみ「日記」を書くことにしています。