ＣＡＳの聴聞会に、元チームドクター・後藤秀隆氏も出席することになりました。

報道によりますと、４月30日に行われる「我那覇選手のドーピング問題に関するスポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）の聴聞会」に、当時の川崎フロンターレのチームドクター・後藤秀隆氏も証人として出席することが明らかになりました。（スポーツ報知より）
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080428-OHT1T00202.htm

聴聞会は非公開。東京都内のホテルで開かれるとのことで、必要な場合は引き続き５月１日にも実施されるとのことで、裁定は数日後に公表される見通しです。（時事通信より）
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo3_scr_30&k=2008042800585

後藤秀隆氏は、2007年11月５日にＪリーグを相手方として、日本スポーツ仲裁機構（ＪＳＡＡ）に、仲裁を申し立てましたが、Ｊリーグが11月12日に「後藤ドクターは当事者ではない」として仲裁を拒否しました。

その際の後藤ドクターの決断も相当なものだったと思いますが、その時にＪリーグや川崎フロンターレが何らかの対応をしていれば、このようなことには至らなかったのではないかと思います。

聴聞会の日時は刻一刻と近づいていますが、ＣＡＳには正しい判断を望みたいと思います。
そして、無実の罪を着せられた者があるとするならば、適正な名誉回復を祈ります。

我那覇選手の問題は、一選手・一クラブの問題ではないと思います。
Ｊリーグの組織としての健全性が問われているのではないかと思います。

今後も行方を見守りたいと思います。