PL学園野球部廃部の危機(;゚Д゚)。
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tokkey
2014年10月12日 06:55 visibility2314
清原によるとPL学園野球部が衰退したのは桑田のせいらしいが、それだけじゃないだろうと。
桑田がどうのこうの以前にPLの前時代的、軍隊的な体質にも問題は無かっただろうか。
PL学園卒業生によると「3年神様、2年平民、1年奴隷」な世界だったというが。
清原氏の母校PL学園には、かつて研志寮という野球部だけの寮があった。3年から1年まで同部屋で、下級生は「部屋子」「付き人」と呼ばれて、3年生の身の回りの世話をする。洗濯はもちろん、夜間の自主練習を手伝う、夜食のチャーハンを作る(PLチャーハンといってサラダ油の代わりにマヨネーズを使う。コクがあり美味い)。朝食も前夜のうちから先輩に卵の調理方法を聞いて、目玉焼きかスクランブルエッグを作らねばならない。1年生は生卵のまま食べるのがルールで、2年生は自分で調理してもよい。(マイナビニュースより一部抜粋)
女子マネージャーを暴行したり、部員を無理やり池に飛び込ませて水死させたりする等の不祥事続きで監督のなり手がいないとの事だが、産経webによると本当の原因は黄金時代の復活を望んでいるOBらと「部の体質改善」を重要視している学校側との調整がつかない為と、監督になる条件が「今でもPL教の信者である事」だそうである。
昨年から「付き人制度」は廃止し、昨秋の近畿大会から正井一真校長が監督となり、野球に関しては素人な為練習や試合のオーダーや采配は全て選手達に任せているという(ベンチからサインを出すのは3年生)。
それで今夏はハイレベルな大阪大会の決勝までいってしまうのだから個々の選手の能力はかなり高いかと。未だに“かつての強豪校”に憧れて入って来る有望な選手は少なからずいるのだろう。
今春選抜で優勝した浦和学院の寮は、相部屋のパートナーは同学年で、上級生といえども洗濯は自分でする。監督として甲子園最多勝利数を誇る智弁和歌山の高嶋仁監督は「下級生に洗濯やらせた奴は甲子園から和歌山に帰すと言ってある」という。いまチームの雰囲気を訊ねると必ず選手たちは「うちは上下関係がないんで」という。
甲子園は野球観、教育観の戦いでもある。PLのような上下関係の厳しい軍隊的な組織を乗り越えるために、全国で開放的なシステムを取る学校が現れた。そういう学校をまたさらに乗り越えるためには、もう軍隊組織ではないことは、PLの研志寮が部屋子制度とともに部内暴力の「温床」として廃止されたことからも明らかだろう。次に甲子園に現れる「勝てる組織」はどのようなシステムなのか、私の興味はそこにある。(同抜粋)
そもそも「部活動の一環」でしかないのに“指導者不在では充分な指導が出来ない”からと学校側の一存で廃部にしてしまって良いものだろうか。
事実上指導者がいない部活なんて幾らでもあるのに。
野球部が“学校の広告塔”であった事も絡んでくるのだろうがもう一度「教育の原点」に立ち返って欲しい。
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