用具を考える3回目 バットのグリップ(フルリメイクVer 2020/07/19更新)

(元ネタからだいぶ変わるので)

 

バットのグリップ…グローブの革紐よりも消耗が早いにも関わらず、結講買った初期からそのままという人も多いのではないでしょうか?中にはグリップテープがすでに体をなしていないという状態でも使う猛者もいますが…。

 

また新品で、J.S.B.B公認印があるものであっても、グリップテープは質の悪いものが巻かれており、結果的にバットのスペックを十分に活かせないということもあります。

 

下記、参考までに自分が試してみたグリップテープになるものを本家を含めて列挙してみたのでグリップテープを変えようと思う方は参考にしてみてください。

 

特に左打ちの方はバットのグリップはデフォルトが右打ち向けに巻かれているので要チェックです。

 

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Case1:テニスのグリップテープ

○Good

・コストは税込み150円台からとバットのグリップテープよりも安い
・素材や色のバラエテイが豊富
・ホームセンター等でも売っており、購入は容易

×Bad

・固定するのに両面テープがいる(無くても巻けるが、すぐに捻れます。)
・原則「薄い」(クッション入り両面テープを使えばある程度解消可能)
・寿命が短い

実は当所属チームの専用のバット(重くて使う人は少ないので使用率は低い)が今現在もテニス用グリップが巻かれています。今現在まで指摘されたことがないところを見ると違和感なく使えるようです。

 

元記事を書いた当時は、優位性にコストパフォーマンス以外にもカラーバリエーションの豊富さもありました。

 

ただ、近年では野球用のグリップテープは蛍光色や柄物などバリエーションが多くなったため、敢えて選ぶメリットは薄れた感じはあります。また、固着させるには両面テープがいるのも地味に面倒…

ただ、無地なら150円~柄物であっても500円で買えるというコスト面の優位性はいまだ健在です。

 

また、ホームセンターなどでも野球のグリップテープは売っていなくても、テニス用のグリップテープは売っていることも多々あるので、入手も容易です。

 

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Case2:すべり止めテープ

○Good

・安い

・100均など調達はかなり容易

×Bad

・耐久性に大いに難あり

・薄い上に見栄えもお察し

何を考えたのか家具の裏とかにつけるすべり止めテープをグリップに使ったことがあったので一応…

Goodな部分は挙げてはみたものの結論から言えば、使うべきではないと…。

 

ぷにぷにしているので使えそう…ではあるが、クッション性もいざ実践してみると大したことはない上に、剥がすとこびりつくというデメリットも…

 

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Case3:皮革タイプグリップテープ

○Good

・耐久性に優れる

・ある程度の吸汗性を有する

×Bad

・初期コストは高い(耐久性を考えれば問題ない?)

・グリップ力は劣る

皮革でできているので耐久性に優れるのはメリット、経年劣化も起きにくいのは嬉しいところ。

ただ、流通量は少ない上、少し高いので、少々お試しに使うのは気がひけるかも…(とはいえ、2000円以下で購入可)

 

また、当記事の他の例に比べると、グリップ力はやや劣ります。ただ、「押し付けがましい」グリップ感がないと解釈することも可能で、これは他にないメリットとも考えられます。

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Case4:PUグリップテープ

○Good

・バリエーション豊富

・無難

×Bad

・調達は少ししづらい

・値段がピンきり

 

>各種メーカーで市販されているグリップテープ。昔(~2011年くらい)は黒、茶色といった地味なものしかなく、差別化させるのはドレッドパターン(表面凹凸の形状)くらいなものでしたが、2020年現在、国内外のメーカーから蛍光色や柄ありのものなども流通するようになり、様々な色や柄でバットに個性をつけることが容易にできるようになりました。(その反面、ドレッドパターンの選択肢が年々狭まっている気もしますが…)

 

コストもピンキリで色物でも単色であれば1000円を切るものも出始めているので、今や敢えて別の選択肢を選ぶ必要はないかもしれません。

 

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Case5:工具用グリップテープ

○Good

・Case1「テニス用」に同じ

×Bad

・癖が強いものがある
・レア(売っているところが少ない)

テニス用グリップテープと同じような使い心地で貼り方も同じ。ホームセンターに行くとテニス用グリップすら無くても、こちらは売っているという例も…

 

ただ、バットのグリップには長さが足りないものや融着力が異様に強く、巻き直しが困難なものもあり、安易に手を出すのはやめておいたほうがいいかもしれません。

 

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まぁ、後ろの方で書くのもあれですが、代替するにはDIYできることが前提です。ただ、日曜大工で犬小屋を作るよりも遥かに簡単です。幸い、情報が溢れんばかりに存在するこのご時世、グリップテープの巻きかたはネットでも探せば出てきます。

 

この記事を見て自分のバットにピッタリのひと巻きを見つけていただければ幸いです。

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